Story5 青色との対面 ページ7
side〜鈴音〜
目が覚める。
『………ん…』
ひよりの両親と山ちゃんと愛美、隣のベットにいたひよりが私を見つめた
ひよりのお母さんが心配そうな目で私の名前を叫ぶ。それに続いて、山ちゃん達が駆け寄って来る。
山ちゃん「よかったぁ!助かって」
ひよりを含めて、みんな安堵の表情だ。
ひよりのお父さんが異常がないか、私を診る。
山ちゃん「リオン、ひより庇ってバスに跳ねられたんだよ!?」
『………そうだっけ。』
腹部を強打したからか痣になっていたが、ひよりのお父さんいわく、脳波も何も異常はなかったらしい。
ひよりのお母さんからは、私が庇ったお陰でひよりはかすり傷で済んだ。と泣きながら感謝された。もちろん、自分を大切にしろと注意もされたが……
ひより「そういえば、私と一緒にひかれた男の人は……?」
青色の事だろう。………けど、山ちゃん達は覚えていなかった。
陽が、あちら側のモノは認識されにくいと、言っていた
取り敢えず、今日は泊まっていってと言われた。
一度、断ったが、どうしてもと言われたので今日だけ泊まることにした。
夜。大きな音に目が覚めた。
『………ひより…?……どぉし、た…!?』
横を見ると、青色ジャージがいた。
『……青い瞳の人……』
ひより「あなた、今朝の!!」
青「あん時ゃどーも」
眠かったから、話はあまり聞いていないが、なにやら神器が今はいないとか言った。
神に神器がないって丸腰じゃん……大丈夫なのか?
ジャージが出ていこうとしたとき、ひよりは眠ってしまった。
『……ねぇ、神器いない神様ってどーなの?』
こっちを振り向く。
青「なんで……しってんだ」
『つい先日、生き神になったから。』
そう言うと、マジか……と呟いた。
『青色。名前は……?私、神谷鈴音。』
夜ト「あの双子が選んだ奴…か……俺は夜ト。」
夜ト………うん。別に普通だな。
『あのさ、双子しってんの?』
と、質問すれば
夜ト「めっちゃ嫌な奴等」
と、顔をしかめて答えた。
夜ト「猫捜すから、またな。」
そういって、恐らく、ウエサマを探しにいってしまった。
ってか、また会わなきゃ行けないのか……?
さって行った“青”色は、変わらず澄んだ色だった。そう思って眠りについた。
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まゆ - 面白かったです^_^続きが、すごく気になります^_^これからも、頑張って下さい^_^ (2019年5月5日 0時) (レス) id: 406c27ad01 (このIDを非表示/違反報告)
ちあき(プロフ) - ここまで読んでとても面白いと思いました!他のキャラとの絡みも気になります!これからも頑張ってください!首を長くして更新待ってます! (2019年5月3日 23時) (レス) id: c428feaf44 (このIDを非表示/違反報告)
小雨(プロフ) - 面白かったです。応援してますんで此れからも頑張ってください。 (2017年9月27日 23時) (レス) id: ba06caeb76 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:はくう【白雨】 | 作成日時:2017年8月17日 17時