カーテンコール【SnowMan】

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滝「と言うわけで、有栖川が今日からSnowManの一員となりました」

『有栖川です。まだまだ未熟者ですが、SnowManの一員として胸を張ってステージに立てるように頑張りますので、宜しくお願いします。』


滝沢くんに案内され、ピリついた雰囲気のまま、SnowManの６人に挨拶した。




あの後、滝沢くんにSnowManになりますと宣言した時、大きな声でため息をつかれた。
そして「有栖川が決めたなら、応援するよ」と笑ってくれた。
反対されると思ってたから、少しだけ拍子抜けしたのを覚えている。






やっと出来た俺の居場所。


絶対に離したくない。


なにより、ジャニーさんの期待に応えるんだ。







深「お、有栖川じゃん。久しぶり！活躍は聞いてるよ〜」

阿「有栖川、宜しくね。最初は大変かもしれないけど頑張ろうね」


ふっかさんと、阿部くんは笑顔で迎え入れてくれているようだったけど、残りの４人の雰囲気はあまりよくなさそう。


阿「あっちの４人は気にしないで。まだ時間かかるかもしれないから」


そう言う阿部くんの目線には、明らかに敵意剥き出しの渡辺くんと、チラチラとこちらの様子を伺う佐久間くん、我関せず自分のルーティンを守りストレッチをしている岩本くんと、こちらをずっと見ている宮舘くんがいた。


深「よろしくね」

すれ違いざま頭をぽんぽんとたたかれた。
そうだ、ふっかさんも頭触ってくるタイプの人だった。

触られた髪を直しながら、『よろしくお願いします！！！！！』と大きくお辞儀をし、レッスンに入る。





最初から受け入れらるなんて思っていない。


マイナスからのスタートなんて、慣れてんだよ。
舐めんな。






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