第5Q ページ6
「マネージャー希望者も同じくだ、生半可な気持ちでやられると困る。モテそうだから等と不純な理由でやられるのが特にな」
赤司「...」
杏「いやこっち見ないでくんない?そんな事思ってないし」
再び蔑みの目で見られる私。
何か悪い事しましたっけ?
まだ何もしてないよ、まだ。
「本当にやる気のある奴は第3体育館へと来い。そこでマネージャーの仕事について教える。経験者は1軍、初心者は2軍3軍配属とする。異論は認めない」
経験者1軍?え、いきなりいいんだ。
杏「おうよっし1軍だぜ」
ミニバス経験者の私は1軍だぜひゃっふい!
赤司「よかったね、杏」
杏「うん、まぁ後は赤司が1軍来れたら完璧なんだけどな〜...」
私的にね。
1人で1軍は流石に寂しすぎるわ。
でもま、マネの友達くらいつくるけど!
...つくれるけど!!
杏「来れる?1軍。噂じゃ最初のテストで1軍行った人はいないんだってよ」
赤司「杏が1軍でオレが2軍3軍なわけないだろう。すぐにレギュラー入りもしてみせるよ」
ワア、何て自分を過大評価しているのでしょう。
赤司君、これはムカつきますね〜。
...いや違うんだ、過大評価じゃないから私は今とてつもなくムカついているんだ。
杏「それは随分と大きく出たな!じゃ、もし1軍が無理だったら10円チョコ奢りね」
赤司「お安い御用さ」
チッ、金持ちが。
お高くとまりやがってよう?
杏「じゃあ一旦さよならだね。頑張れよ!」
赤司「当たり前」
静かにハイタッチをする私達。
こんなにも息ピッタリなのは幼馴染だからこそ。
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作者名:ふーき | 作成日時:2017年4月24日 18時