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第15Q ページ16

体育館のドアを開ける。



けど押しても開かなかった.....横開きだった。



隣で笑いをこらえている真ちゃんがウザイ。


だって声漏れてるもの。聞こえてるもの。



ジトッと見るも真ちゃんはプルプルしながら「悪い」と言うばかり...いい加減笑うのやめよう。









杏「あれっ、もしかして1番だったり?」









スルースキル発動。


頭カラフルなのは相手にしたらいくら時間あっても足りない事に気が付いた。



まぁさつきは別として。









緑間「そうかもしれないな、オレ達のクラスは帰りのHRの終了時刻が早かったのだよ」





杏「んじゃ、私はマネージャーとしてドリンクの準備でもしとくかな〜」









背を向けた私に真ちゃんが声をかける。









緑間「待つのだよ杏。お前、ボトルの場所を知っているのか?」





杏「知らね」





緑間「これだから計画性のない奴は...!」









何でそんな怒ってんのよ。


大丈夫だって真ちゃんに迷惑かけんし。









緑間「というか!場所も知らないで一体どうするつもりだったのだよっ!」





杏「頑張りは認めてもらえるよね」









"たいへんよくできました"スタンプもらえるよ。









緑間「そーゆー事じゃないのだよ!それにお前はバカすぎて逆に呆れられる可能性大だ!!」





杏「私がバカなんて分かりきってるでしょ」





緑間「お前バカと言われてなんとも思わんのか」









間髪入れずに返してくる真ちゃん。



バカって言う本人のセリフじゃないよね、それ。









杏「365日言われたら慣れちゃうよね」





緑間「お前に心の休みは存在しないんだな...」





杏「そんな事はないよ、可愛い女子や男子といると心が安らぐし」









レズやショタコンではないけど。









杏「ああ、ちなみに真ちゃんはツンデレだからデレた時は癒しだね」









ウィンクしようと思ったけどできなかった。

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作者名:ふーき | 作成日時:2017年4月24日 18時

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