再会 13 ページ13
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晴side
『 いい加減にしてよ。黙って聞いてれば偉そうなことばっか言って、馬鹿みたい。』
なんで、
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『 私は、英徳が大好きなの。だから大好きな貴方達に任せた。貴方達なら英徳を変えられる。そう思ったから。』
なんで、
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『 けど任せた私がダメだった?
………ねえどうしちゃったの晴。』
______なんでそんな顔すんだよ、
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『 今の晴は大っ嫌い。
どうしてそんな事しか言えないの?
…………最低だよ 』
なんでだよ………!!!!
晴 「 意味、分かんねえ…… 」
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俺が庶民狩り始めたのもAの為。
アイツがいつでも帰って来れるように。
万全な体制で迎えてやろうって。
庶民なんか一人もいない俺らの理想的な学園を創り出そうとしていたのに。
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晴 「 ………なんでだよ、」
俺はお前の喜ぶ顔が見たかったのに。
ただ、笑ってくれればそれだけで良かったのに。
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『 ほんっとしょーもないね、晴 』
なんで、そんな顔してんだよ。
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『 私が、どんな想いで貴方達に英徳を任せたか……何にも知らない晴にお金持ちなんて名乗る資格、
これっぽっちもない!!』
晴 「 っ、!! 」
身体中に電気が流れるような感覚だ。
麻痺して、苦しくて、
…………寂しいんだ。
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___お前が隣に居てくれればそれで良かったのに。
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作者名:ゆんまる。 x他1人 | 作成日時:2018年4月19日 18時