第3話 ページ4
うーん､､､食べてくれないと死んじゃう
まぁそうなった時は私も一緒に死のうかな
A「準備するかぁ」
隅で怯える4匹を横目にキャットタワーやら
なんやらを組み立てるために立ち上がった
だがこの女いかんせん不器用である
超絶不器用であるAにとって
キャットタワーなんぞ宿敵でしかない
苦戦するのは目に見えていた
A「､､､あ゛ぁ〜､､､だめだぁ､､､」
悪戦苦闘すること3時間
Aの心は折れた
手に持ってたネジとドライバー片手に
カーペットに倒れ込む
そのままぼーっとしてるとインターフォンがなった
3時間時間を共にしてた4匹は少しは慣れてきたのか
行動の範囲が広くなった気がする
でもインターフォンのせいでまた元に戻ってしまった
そんなインターフォンにイラつきを覚えながら
玄関の受け取りポストを見れば書類が入ってた
A「病院から､､､」
その書類はこの前の健康診断か何かだった
すぐに気が散るAはキャットタワーを
組み立てていたことなんざ忘れてその書類を見始める
､､､鬱病なりかけ、？
その書類に書いてあったのは自分が
精神的まいってるのではないかという診断
バカバカしいと思いながらその書類を
封筒になおした時Aは目を見開いた
A「､､､ｯｯｯぶなぁあ」
？「ｼｬｰ！」
藍色の瞳を持つ猫は好奇心に勝てなかったのか
まだ組み立てる途中のキャットタワーに
近づきちょいちょいと手を出していた
だがAは3時間立ってもなお
まだ土台で行き詰ってたので不安定な
そのキャットタワーは藍色の瞳の猫に降りかかる
Aはそれを危機一髪で支えたため
藍色の猫が潰れて肉塊になることは免れた
A「危ないよ？､､､君たちいなくなったら私生きる意味ないし困る」
驚いた猫はAの腕を引っ掻いて
そのままタンスの中に入り込んでしまった
じんわりとした痛みが拡がって腕に血がにじむ
血､､､鬱病､､､鬱､､､うつ
A「､､､じゃあ名前はうつで」
藍色の猫の名前はうつに決定
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風鈴になりたい - 初コメ失礼します。何回読んでも泣けます。こっちにもしあわせをありがとうございますｯ (9月3日 6時) (
レス) id: 2b7a591288 (このIDを非表示/違反報告)
ミミック(プロフ) - 何回読んでも同じとこで泣きます 学校で読んで泣きました ヤバい しあわせ (8月24日 20時) (レス) @page35 id: 552a25aaf1 (このIDを非表示/違反報告)
蜜柑(プロフ) - 本当に何回も何回も全部読んでます。内容を思い出すたびに泣いて。私もこんなふうに幸せになりたいって願って虚しくなって。それでも泣くとすっきりする。だから私はまたスッキリしたくて来ました。これからもずっと癒しとして見させてもらいます。長文失礼しました。 (8月9日 21時) (レス) id: 4c8bbb53c1 (このIDを非表示/違反報告)
まる(プロフ) - 「暗闇の中の、たった一つの淡くて綺麗で強かな光」って感じがして、とても温かな気持ちになれました…第2章見てきます！ (2023年4月11日 5時) (レス) id: 33402943a7 (このIDを非表示/違反報告)
けんまおし1016(プロフ) - 第1章だけでもこんなにおもしろいのにまだまだ先があると思うと最高ですね!そしてみんなの上司への好感度が殺意にまで来てる事実w (2023年1月22日 8時) (レス) @page35 id: 92260459e9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さや
x他1人 | 作成日時：2022年3月4日 19時
