第121話 ページ25
A｢ｯ､､､なに、これ、？｣
状況を呑み込めないAは頭にハテナを浮かべながら
コネシマたちの肩を必死に揺する
？｢Aお姉様！｣
A｢､､､は？､､､ユリ？何してるの？｣
ユリ｢？､､､Aお姉様のその顔を見たかったんです！｣
いつの間にかAの背後にたっていたユリ
この惨状に満足しているのか
なんの屈託もない満面の笑みでAを見た
そういえば外の観衆の声もしない
そう思って特等席から会場を
見渡せばみな眠るように倒れていた
ユリ｢大変だったんですよ！Aお姉様ったらガードが硬いんですもん！｣
A｢何を、言ってるの、？｣
ユリ｢？｣
ニコニコと天使のように笑うユリが悪魔に
しか見えなくてAの表情は引きつった
ユリ｢あぁ、やっとAお姉様が涙を流してくれる｣
A｢何を、望んでるの､､､？｣
ユリ｢そんなの決まってるじゃないですか！｣
ユリ｢Aお姉様の不幸です！｣
A｢はｯ、？｣
震える声で質問した答えが
てっきり自分が愛されることだと
思っていたAは頭が真っ白になった
ユリ｢昔から目障りだったんですよねー！お父様もお母様もお兄様も！Aお姉様がいなかったら私が独り占めできたのにとか！｣
A｢､､､そういうところ、前と変わらないようね｣
ユリ｢？､､､私が独り占めするはずだった愛を持って行ってしまったAお姉様だけが幸せになるなんてそんなの不釣り合いでしょう？｣
A｢そうは思えないけど｣
ユリ｢だから私考えたんです！Aお姉様が不幸になるにはどうしたらいいか！｣
満面の笑みに不気味ささえ覚える
Aは苦しそうにもがくコネシマを
抱きしめながらユリを睨んだ
ユリ｢グルッペン様のお嫁さんになってから随分と幸せそうでしたね？､､､そんな彼らが死んでしまったら？｣
A｢え、？｣
ユリ｢A様はひとりぼっちですね！お似合いだと思います！｣
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我々だ愛してます - まじ最高すぎて涙出ました…久しぶりにこんなに物語に感情移入するとは思いませんでした…番外編とかめちゃくちゃ見てみたいです😉ホントにこの作品、主様に会えて良かった… (3月9日 2時) (
レス) id: f3a5826363 (このIDを非表示/違反報告)
胡桃 - とっても面白い作品でした！最初から一気に時間も忘れて読んでいました！！一つだけなぜ夢主の前ではロボロが話さないのかがわからなかったので教えて欲しいです！ (11月17日 20時) (レス) @page33 id: 2f1bb0b06f (このIDを非表示/違反報告)
ミミック(プロフ) - 何周読んでも飽きがこない…貴方が神か (10月27日 0時) (レス) id: 552a25aaf1 (このIDを非表示/違反報告)
夜鷹紫苑(プロフ) - ホンマにええ作品をあんがとうございます!!マジでやばかったです!!心に響きました!!! (9月11日 22時) (レス) @page33 id: 6ccdd5b899 (このIDを非表示/違反報告)
匿名A - 神作品をありがとう！！！！（初コメですすいません）番外編とかないですか！？ (7月2日 8時) (レス) @page33 id: b3274f6834 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さや
x他1人 | 作成日時：2022年8月10日 18時
