第7話 ページ8
A「シッマー？」
チーノ「､､､おらん」
A「ね、いないね」
うつ「､､､ぁ、の」
A「どーしたの？」
みんなで探していればうつが話しかけてきた
目線を合わせるためにしゃがむ
うつ「し、ま､､､いるとこ、しって、る」
A「！､､､そうなの？良かったらどこか教えてくれる？」
うつ「！」
恐る恐る言うので笑って返事すれば
うつはしっぽを振り首を縦に振った
うつ「､､､こ、ち」
A「なんで知ってるの？」
うつ「いつも、おる､､､」
A「？」
手を引かれて中腰になりながらついて行く
連れていかれたのは庭にある物置だった
え゛､､､まさかの外に出てた､､､危な
A「､､､しっまぁ？」
ｶﾞﾀｯ
扉を開けば反対側から物音が聞こえた
Aは反対に回って扉を開ける
A「シッマ？」
コネ「ｯ！？､､､ぁ、」
A「あ、見つけた､､､よかったぁ」
ｶﾞﾗｶﾞﾗと開ければダンボールの上にコネシマがいた
とりあえずいた事に安堵したAは扉の前でしゃがむ
A「寒くない？中入らない？」
コネ「ｯ､､､ご、め､､､なさｯ､､､」
A「､､､シッマ？」
コネ「いいこ、するからｯ､､､やめ、」
やっと見つけたコネシマは何やら様子がおかしかった
涙目でガタガタと震えているその様子は
他の子達とは比にならないくらい怖がっている
ごめんなさいと謝るその目はAではなく
別の何かを見ていた
ぴく「お？見つかったー？」
A「､､､うん」
うつ「ｯ､､､ぴく、にぃ、さｯ」
外に出てきたぴくとに声をかけられたAの
口からはAの声とは思えないほどの低い声が出た
その声に怯えるうつはぴくとの方に走りしがみつく
ぴく「､､､な、んで､､､そんな怒ってんの、？」
A「､､､」
そんなうつを抱き上げたぴくとは
見たことないくらい怒ってるAに
ビビりながらうつを抱きしめた
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1948人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「wrwrd」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
あおです。(プロフ) - マジで最高すぎました…、カフェで嗜んでいたら無自覚に口角が突っ張りまくって……ww満足度がレベチで、ほんま最高でした！！！神作品ありがとうございますっ！！😭😭 (10月12日 15時) (
レス) @page26 id: cc6e1b7226 (このIDを非表示/違反報告)
しゃけ(プロフ) - 素敵な作品ありがとうございました…無事口角がぶっ飛びました。戻ってきません。ありがとうございます。ほっこりしました…！ (7月28日 21時) (レス) @page27 id: 31b7e69329 (このIDを非表示/違反報告)
黒灰白有無％(プロフ) - 完結御目出とうございます!!一気読みしました番外編は兎に角可愛いかったです。心温まる話でとても面白く凄く満足できました！安心感がすごくてこれから先も皆幸せでいてほしいですね。こっちでは特に何度もきゅんきゅんさせられてとても有意義な時間を過ごせました！！ (7月21日 0時) (レス) id: 00e0ebd256 (このIDを非表示/違反報告)
かす(プロフ) - ありがとうございましたひさびさにまんぞくしました (7月6日 16時) (レス) @page27 id: b1482de086 (このIDを非表示/違反報告)
もきは - 心温まるお話をありがとうごさいました！とっても良いお話でした！ぴくと落ちなのがこれまた良き…(*'▽'*) 素敵な拾い物をありがとう！語彙力無くてすみません… (6月1日 20時) (レス) @page27 id: f174202035 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：さや
x他1人 | 作成日時：2022年4月22日 5時
