【アイナナ】ZOOLの年上マネ

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「はい、じゃあ撮りまーす！！こっち向いててくださいね！！」



5人で並んでいっぱい写真を撮ってもらう。素人なので30分くらいかかってやっと終わった、と思いきや何故か私と万理だけ取り残される。



「大神さんと鳳田さんお二人がマネージャーを代表して特別に撮ってもらいたいのですが…」


「は、はあ…」


「時間とらせて申し訳ないです！では、少し休憩を挟んでからまた再開します！」



そう言いスタッフさんが去っていったあと、2人で顔を見合わせ、ズルズルと撮影のセットなのにも関わらず寝転んだ。



「……アイドルってすごいわ」


「本当だな…俺もう腰痛いよ」


「私も………若さがほしい…」


「ちょっと、2人とも何やってるの。楽しそうじゃない」


「Aちゃんと万さん…！！どうしたんですか！？顔死んでますけど…」



天井を見上げていたら覗き込んできたのはトップアイドル。私はムクっと起き上がり「握手して下さい…」と言う。すると千はビクッとしながらも「な、なに…」と握手してくれた。



「アンタたち凄いなって思っただけ。私と万理だけあともうちょっと撮影あるんだって。……ŹOOĻどこ？」


「ŹOOĻは楽屋いたよ！！なんでAちゃんと万さん？」


「分かんないけど……ね、万理。生きてる？ねえ、生きてるの？？」


「死んでる」


「生きてるね」


「じゃあ僕たちはちょっと休憩してくるから。頑張って」


「くっそ〜トップアイドル…！！尊敬する…！」


「貶すところじゃないの？」



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