【アイナナ】ZOOLの年上マネ

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「8月20日…な、生配信…生放送……」



「ま、真面目にやるって！！な！？」



ŹOOĻの4人に生配信の仕事があると伝えた。過去の生配信を振り返ると散々な思い出しかない。悠くんはそっぽ向いて、棗くんは放送禁止用語スレスレなことを言いまくる。それに『いい加減にしろよ』というカンペを出した覚えがある。



「本当に真面目にしてよ？分かってるよね？？」


「わかってるわかってる！」


「もう二度と私をあんな目に合わせないでよ…？あれ、虎於くん…聞いてる…？」



スマホをいじっている虎於くんの頬を片手で鷲掴み、そう聞くと「ひゃい」と返事をした。それに満足し、4人に台本を渡す。



「は〜…緊張する……」


「ふふ、今回はしっかりやるので任せてください」


「安心できるけど安心できないのは何？」


「Aは俺たちが信用できないのか？」


「信用してるよ！！！信用してる！！大好きだよ！！」



ヤケクソでそう言うと「はは、うるせえ」と虎於くんが言う。そしてドサッとソファに座ると、悠くんが「ねえ」と上目遣いでこっちをみる。



「なに？」


「生配信頑張るからさ、焼肉かどっか連れてってよ。Aの奢りで」


「はあ？？アンタらめっちゃ食べるじゃん…特にトウマくん！！アンタめちゃくちゃ食うからね！！ノースメイアのときの覚えてる！！？」


「え〜、アレが普通だろ」


「食べ過ぎです」


「食べ過ぎだ」




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