【アイナナ】ZOOLの年上マネ

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「千と百くんって喧嘩したことあんの？へ〜、知らなかった」


「Aちゃんいなかったからね……てかそれまでどこいってたの？オレと千すっごい探してたんだけど」


「や、もう普通にツクモで働いてたよ？了さんと了さんの兄上に拾われて」


「連絡の一つくらいしてくれたっていいじゃないか」


「まあまあ千さんや。落ち着きなされ」


「話逸らしたな」



「まあいい」と言い、グビっとお酒を煽る千に仕事は大丈夫なのか、と心配になる。すると百くんが「あ、そういやさ、この間虎於とAちゃんの話になってさ」と言う。



「ああ、なったね」


「え？こわ…」


「プライドないって言ってた」


「いや、まあ…ないかもだけど…。でも千も百くんもそうでしょ？土下座とかすぐしちゃうでしょ？私と同じじゃん」


「そうだけど、Aと一緒にされるのは…」


「ちょっと千どういう意味だ」


「あと、喧嘩しなくなったって…まだ喧嘩してんの？ヤンキーいなくなるんじゃない？」


「喧嘩してないわ！…アレでしょ、あの4人と喧嘩しなくなったってことでしょ」


「え、喧嘩するの？」


「前はね？だって自己中だったんだもん」



そう言うと「A…」「Aちゃん…」と冷めた目で見つめられる。それにムッときたので2人の足を踏んだ。



「痛…百、これだから元ヤンは」


「本当だよね…千足見せて！！赤くなってない！？」


「元ヤンじゃないもん」


「それ正気か？高校の時平気で髪染めて校内歩いてたくせに？」


「千も人のこと言えなくない！？はあ！？」


「僕は地毛だから」


「嘘つけ！！千のバーカバーカ！！」


「ちょっとAちゃん！小学生みたいなこと言わないで！！」


「知ってる？馬鹿って言った方が馬鹿なんだって」


「千も！！そんなこと言わない！」



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