冒険の書【6】 ページ9
冒険の書【6】
陽菜「それよりもここから出ないと貴様の村に向かうことはできんぞ。」
イ「そうだった、とりあえずここにあるツボを調べてみよう」
ということで牢屋にあるツボを割った
???「おい、何してんだ?」
と声が聞こえたが無視してその隣にあるツボを割った
???「落ち着きな。じたばたしてもどうにもならんぜ。」
クルル「そうだぜぇ。陽菜。」
陽菜「貴様の言う通りにツボを割ってみたが・・・・・・」
イ「使えそうな物が何もなかったね」
今度は牢屋の扉を調べるが・・・
ガチャガチャ
イ「やっぱり鍵が掛かっているね」
陽菜「万策尽きたか。」
クルル「俺様の銃火器類が取られてるしなぁ。」
聖剣があったらこの扉を斬ることができるというのに・・・・・・
二人が悩んでいた時・・・
???「やれやれ騒々しいな。うるさいヤツらが来たもんだ。」
と声がする方を見ると私達の向かい側の牢にフードを被った青年がいた
???「ところでお前ら何をやらかした?ここは牢の最下層だ。よほどのことをやらないとここまでは入れられねえ。」
イ「ぼ、僕達は何もしてません!」
陽菜「イレブンの言う通りだ。私達はただ勇者と名乗っただけだ。」
???「うん?何だって!?自分達は何もしてない?ただ勇者と名乗っただけだと!?マジかっ!」
陽菜「マジだ。」
???「こいつは驚いた!まさか勇者様が同じ牢だとっ!?しかも二人とはな・・・・・・」
とその時一人の兵士がこっちに向かってきた
兵士1「お待ちかねの食事の時間だ。取りに来い。」
そして青年は牢屋の扉に近づくと・・・
ドゴッ!
兵士1「うっ・・・・・・!」
兵士の腹を殴って気絶させ鍵を奪い牢屋の扉を開け青年は牢から出た
牢から出た青年はこっちに向かい・・・
ガチャ!
陽菜「なっ!?」
イ「えっ・・・・・・。」
青年はこっちに来ると私とイレブンがいる牢の扉の鍵を開けた
???「オレの前に勇者が現れるとはな・・・・・・。」
???「全てはあの預言の通りだったってワケか。来な。」
クルル「こいつについて行こうぜ。」
イ「ど、どうする?」
陽菜「今はあの青年について行く以外方法はないようだな。」
ということで私達は謎の青年について行くことにした
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作者名:ひな | 作成日時:2024年3月18日 22時