これはもう一人の勇者となった少女の物語・・・の友達sideストーリー (ページ7)

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冒険の書【4】ページ7

冒険の書【4】
デルカダール王「グレイグよ！その災いを呼ぶ者達を地下牢にぶちこむのじゃ！」
クルル「チッ、やっぱこうなるか。」
デルカダール王「皆の者も知っておろう！勇者こそがこの大地に仇をなす者！」
デルカダール王「勇者こそが邪悪なる魂を復活させる者！勇者と魔王は表裏一体なのじゃ！」
陽菜「待て！！一体どういうことだ！！」
クルル「つまり、俺様達が、悪魔の使途ってことだろう。」

勇者が災いを呼ぶ？この大地に仇をなす者？

何がどうなっているんだ・・・・・？
グ「我が王はあのように聡明なお方。勇者が何者であるかわかっておったのだ。お前達には不運であったな。」

グ「よし！この者を捕らえよ！」

クルル「チッ、こうなるか。」
そして私は地下牢へと閉じ込められてしまった・・・

〜デルカダール地下牢獄〜
クルル「陽菜、すまねぇ。こう言うことになんの知っていた」
陽菜:...。えっクルル知っていたの？
クルル「ああ。」
とその時・・・

？？？「君も・・・勇者なの？」

と声のする方を見るとサラサラヘアーの青年がいた
陽菜「今貴様、『君も・・・勇者なの？』って聞いたのか？」

？？？「うん」

陽菜「ということは貴様がこの世界の勇者か？」

私がそう聞くと青年は左手の手の甲を見せた
そこには私と同じ勇者の印があった

これでもう一人の勇者を見つけるという目標は達成したわけか
陽菜「貴様、名は何と言うのだ？それでこっちは」
クルル「クックッ、俺様はクルル。謎の青年さ。」

イ「イレブン」

イ「それで君は・・・」
陽菜「我が名は陽菜・ペンドラゴン。さっき聞いていた通り貴様と同じく勇者だ。」

私はそう言うと青年に左手の手の甲にある痣を見せた
イ「本当だ！僕と痣の形が同じだ！」

イ「もしかして陽菜も勇者だと名乗ったら災いを呼ぶ者とか言われてここに連れてこられたの？」
クルル「ああ。因みに俺様は、勇者に仕えるから。」
陽菜「ああ、その通りだ。」

しかも勇者が何故災いを呼ぶ者と言われているのか説明しないし・・・・・・解せぬ。