トリップした少女は、ハッカーで朝霧陽菜の友人 (ページ15)

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冒険の書その12 ページ15

ゲームの時はイレブン目線やったけど、こんな感じであの木に向かってたんだ......

『ねぇ、イレブン？』

イレブン「......！」

カミュ「何ボーッとしてんだ？大丈夫か？」

イレブン「そんな......」

カミュ「まったくひでぇ事をしやがる！勇者を育てた村と言うだけでこの仕打ちかッ！？」

カミュ「お前を捕まえた後、デルカダールの兵士達がやってきて、焼きはらったんだろうな......」

『そういえばイレブン、イレブンがボーッとしてる間にまた痣が光ってたけど、何か見えたの？』

イレブン「うん......過去のイシの村に行って、村の人やおじいちゃんに会って、イシの大滝に来てって......」

カミュ「......へぇ、不思議なもんだな。お前にはきっとこの根を通じて過去を見るチカラがそなわってるんだな」

カミュ「それじゃ、じいさんの言葉を信じてイシの大滝とやらに行ってみるか」

カミュ「イシの大滝は村を出て、東に向かった所なんだな？」

イレブン「うん......」

『辛いのは分かるけど、ここに居ても何も始まらない。行こ？イレブン。』

カミュ「陽菜の言う通りだ。行くぞ！」

イレブン「うん。そうだね......」

移動中......

クルル「ひでぇな。こりゃ。」