【刀剣乱舞】とある審神者の本丸３冊目【プレイ日記？】 (ページ10)

今日:12 hit、昨日:0 hit、合計:8,737 hit

加州清光、一日入りまーす。ページ10

加州清光。それは、本丸の総隊長であり審神者の初期刀でもある。そんな彼は、いまやこの本丸二位の強さを誇り今日も刀剣達の指揮を取る。

　今日の数珠丸恒次捜索の結果はなし、これを聞いたら主はどんな顔をするだろうと、彼は苦笑いを思わず浮かべる。

　彼と、審神者の付き合いはもう２６０日を超えた。だからそれなりに審神者の事は知っているつもりなのだが・・・こんなに運が悪かっただろうか。いや、悪いと言うよりもおかしいと言えば良いか。

　運の女神に弄ばれていると言った方が良い。鶴丸国永の椴刀。デイリーの厚藤四郎の椴刀。そして一発の蜻蛉切椴刀。そして続いて一時間もかからずに御手杵を椴刀。

　・・・だが、数珠丸は来ない。その代わりに山姥切国広が沢山椴刀部屋で姿を現す様になった。今日で２振り・・・いや、３振り彼は来た。呪いを通り越して取り憑かれてるじゃないかと思う加州だが、流石にそれはこの本丸にいる山姥切国広の二人に失礼だろう。

「はぁ・・・」

　最近は、かなり疲れた。いきなりの戦力拡充計画に高速槍大量発生。そして仮想検非違使との戦闘。彼ら第一部隊はずっと前線に出っぱなしだ。審神者も休みをくれるのだがそれは手入れ待ちと昼寝の間だけ。

　・・・認めたくないが、少しブラック化して来ただろうか。今度休憩時間の延長などそこら辺を審神者と話し合おうと思う加州は大きくため息を吐いた。

「何ため息吐いてるのさ」
「だってー、疲れたんだもん」

　机に広げられたパズルをしながら同室の大和守安定は文句がありげな表情で加州清光に視線を投げる。すると彼はまた盛大にため息を吐きながら、ため息交じりの声で答えると、更にため息が返された。

「まぁ、ずっと前線だからなー。・・・まんばも後もうちょっとでカンストだしね。がんばれよ総隊長」
「むぅー・・・」

　何時に間にか何故、９レベの差が開いてしまったのだろうかと悔しくなれば加州は唸る。だが唸っても何も起こらない。そこらへんも審神者に相談を持ちかけてみようかと思った彼はふと刀剣達の資料に目をやった。