い、今起こったことをありのまま話すぜ！！ら、乱ちゃんが帰ってくるかと思ったら女の子が帰ってきた！な、何を言っているのかわからねーと思うが・・・！俺にもさっぱりわからん！！！御帰り！！！乱ちゃん！！！！Ｂｙ審神者 ページ44
「ただいまー！！」
元気な声が本丸に木霊する。ああ、帰ってきたのかと審神者は御出迎えをするため、玄関に向かうと、そこにいたのは・・・フリルがたくさんついた軍服ワンピースを着ている、女の子、否男の子であった。
「・・・え？」
「あるじさん！どうかな？ボク、見違えたでしょう。似合ってる？ねえ！」
激しく感想を求める彼・・・乱藤四郎(極)に、唖然とした表情で立ち尽くす審神者。・・・どうしてこうなったの。と内心思う。細く三つ編みにされた髪に、腰の後ろには大きなリボン、そしてスカートはフリルたくさん。そしてさらには鎧・・・のヒールブーツを履いている彼。
いや、前も十分女の子っぽかった。だから少しは男の子っぽい衣装を着てくるのかな？と期待していた。期待していたはずなんだ。・・・その予想は、審神者を大きく裏切ることとなった。
「・・・乱ちゃん・・・君、男の子、だよね・・・？」
「うん、そうだよ？」
自分が男性だということは認めるらしい。が、どう考えても女の子である。おそらく、審神者をやっていない友人に彼を見せれば、一目で女の子だと勘違いしてしまうだろう。
「・・・まぁ、修行お疲れ様。御帰り」
「うん、ただいま！あるじさん！」
にっこりとはにかむ彼に、審神者は少し背伸びをして彼の頭を撫でる。・・・ちなみに、どちらも背は同じぐらいである。
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乱ちゃんが修行から帰宅いたしました。
はい、いや、前情報はつかんでました元から。・・・ですけど、これは・・・一体どういうことでしょう。
・・・フリッフリのワンピース(絶対領域付き)を着てきましたね。
男性審神者の顔を見るのが怖いです(白目)
まんばの愚痴。→←大阪城を諦めた結果籠の鳥と戯れることにした。
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作者名：六芒星玲音 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/b0e1f9605015/
作成日時：2016年4月27日 15時
