【刀剣乱舞】とある審神者の本丸３冊目【プレイ日記？】 (ページ22)

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想いは力になるから。　※茶番ページ22

・・・今日、女神本丸の審神者補佐役と、賑やか本丸の審神者が言い争いをした。審神者の堪忍袋の緒を切ったのはおそらくあちらの方だ。「玲音先輩(笑)」と言われ、心を読まれ、イラつきカッとなってしまった。

　何とかその場に居合わせた切国が戦闘になる前に止められた。だが、さらにほかの場所で二人の争いは起こる。いろいろあり、その補佐役と賑やか本丸の第一部隊がその場で戦い始めようとした。

　審神者は、補佐役の強さはよく知っているつもりだ。もしも。事故で誰かが折れてしまったりしたら・・・審神者はそんなことを考え恐怖する。だから、無理矢理争いをやめさせようとしたのだが・・・次に補佐役はこう言った。

「事故率高い女神様に破壊されたくないんだろ？へっぽこ審神者さん」

　その言葉が、審神者の心の中で引っかかる。確かに審神者はへっぽこだ。審神者としての力も、霊力も。だが知識は豊富にあると思う。だが、見下されたような、そんな気がして。・・・いや、相手は女神だから見下されて当然なのだが。

「・・・」
「主？どうかしたか？」
「・・・いや、何でもないよ」

　高速槍の攻撃で軽傷を受けたまんばの本体を手入れを開始する。目釘抜きで、つかの目釘を抜き、鞘から刃を出す。そして柄をはずしてそのまま拭い紙で古い油や汚れを取る。・・・いつも見ている光景のはずなのに、まんばにとってはおかしく見えた。

「・・・主？」
「・・・」

　まんばが呼びかけても、審神者は黙って手入れをしている。打粉を軽くポンポンと掛けていたその時、不意に審神者が打粉を手から滑り落とした。

「あっ」

　ぼふっ、という音とともに手入れ部屋に舞い上がる打粉。それは二人の視界を白く染め上げる。審神者は急いで窓を開けて喚起をするが、打粉が外に出て行った時には、悲惨な状況になっていた。

・・・床が打粉だらけだ。

「あーあ・・・。まんば、ごめん先に掃除しちゃっていい？」
「あ、ああ・・・構わない。手入れ道具は一度片づけておくぞ」

　埃とかゴミがついたら大変だからなと言いながら、広げていた手入れ道具を片づけるまんばを横目に、審神者は雑巾を水に浸し、それを絞ってはすぐに床を拭き始める。その際の顔色は、とても悪く見えたように感じた。