【刀剣乱舞】とある審神者の本丸３冊目【プレイ日記？】 (ページ13)

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大倶利加羅の悩み。ページ13

慣れ合わないことで有名な刀、大倶利加羅は一つの悩みを抱えて来た。それは・・・。

「おい、国永」
「「なんだ？」」

　・・・鶴丸国永の呼称である。この本丸に鶴丸国永二振り目を迎えた。そして、その二振り目の呼び名が「国永」なのだ。そして、大倶利加羅は一振り目の方を「国永」と呼んでいた。・・・もう分かるだろうか。

　ややこしい。一振り目の方を呼んでも二振り目の方が反応してしまう。そんなの慣れ合わない彼にとっては凄まじくどうでもいい事だが、流石に二人が同時にこちらに振り向かれるのは面倒くさいと感じ始めた。

「なぁ、光忠」
「なに？倶利ちゃん」

　朝食の用意をしている燭台切光忠が居る厨にふらりと訪れる大倶利加羅に、彼は優しく笑みを顔に描きながら振りむく。

「・・・鶴丸国永の事なんだが・・・一振り目を呼んでも二振り目が返事をしてしまう。何か区別が欲しい。」
「え、倶利ちゃんそう言うの気にし始めたの？」
「流石に面倒くさいと思っただけだ」

　どうしてそうなる。と呆れたようにため息を吐けば、彼はクスクスと笑いながら「分かってるよ」と言う。彼は笑みを絶やさずに、考える素振りをし始める。

「んー・・・主は一振り目を鶴ちゃん、二振り目を国永とか、国ちゃんって呼んでるけど・・・」
「俺は一振り目も二振り目も国永だが」
「それはややこしくなるね・・・」

　ひきつった笑みを浮かべる光忠に大倶利加羅は盛大なため息を吐く。これでため息は本日二度目だ。結局、あまりいい案が貰えなかった大倶利加羅は今日もその悩みを消化できない。

「おい、国永・・・」
「「なんだ？大倶利加羅/倶利坊？」」
「・・・はぁ」
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鶴ちゃんは倶利ちゃんを「倶利坊」と呼びます。

国永はしっかり「大倶利加羅」と呼びます()

何処かのテンプレを見てたら倶利ちゃん鶴ちゃんの事国永と呼んでいましたので
こんな話を書きたくなる衝動に駆られましたｗ

あと、倶利ちゃん特おめでとう！！