2話 「此処は現実夢見心地」 ページ4
Aside
後ろを振り向くと、青と黒という配色をされた二本の黒い足で立っている犬の様なポケモン・・・波導の勇者こと大量の木の実を抱えながら俺の方を見ていた。
「る、ルカリオ!?し、しかもこれは・・・テレパシー!?」
目を見開いた後、俺はそう叫んでいた。その光景にちょっとびっくりしながらもルカリオは肩を竦めながら俺が横になっていた葉っぱと同じぐらいの大きさの物に、木の実を置く。その光景に思わず目を疑ってしまう俺はきっと悪くない。
本気でどうなってるの?現実ではこんな事は起こらない・・・そうか、これは夢なんだ。きっとそうだ。夢に違いない。そう願いつつも俺は、自分の頬をつねる。
「いてて・・・ゆ、夢じゃない・・・!!」
『・・・何やってるの?』
意識ははっきりしているままだ。・・・だが、何処か夢を見ている様な感覚に陥るのは何故だろう。
とても不思議そうな目で俺を見ながら小首を傾げるルカリオ。勢いで力を込めてつねってしまった自分の頬はきっと赤く染まっていることだろう。痛いと言う事は夢ではない。これは現実だ。・・・まさか俺、トリップした・・・ってことか?
「・・・ま、マジかよ」
思わず苦笑いを零してしまった。嗚呼、昔散々「ポケモンに一度でも良いから生で会いたい!」とか言っていた俺、その夢今叶いました。おめでとう。と心の中で自分自身を祝福していると、俺はある疑問を口にした。
「・・・というか、何で俺ここに居るんだ?」
『・・・森の入口に倒れてたから、僕がここに運んだ。』
「・・・マジで?」
『うん、マジで』
問い掛けに頷く彼は、取って来たらしい木の実の山から桃の様な気の実、モモンの実を俺に差し出して『食べる?』と聞いてくる。俺は黙って頷いて、受け取った木の実を齧った。
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天月マッチ - わかりました!ありがとうございます! (2016年1月23日 1時) (レス) id: 1cde17d36c (このIDを非表示/違反報告)
天月マッチ - リメイク前でも大丈夫です!よろしくお願いします! (2016年1月23日 0時) (レス) id: 1cde17d36c (このIDを非表示/違反報告)
六芒星玲音(プロフ) - 天月マッチさん» あ、僕天ですか?僕天はリメイク中なんです。Part2以降はまだリメイク前の話しか無いので・・・。それでも宜しければ教えますよ。 (2016年1月22日 23時) (レス) id: 9268dc9d0d (このIDを非表示/違反報告)
天月マッチ - そこのところをコメントお願いします!(下のコメントの終わり方が中途半端になってしまったうえに、初対面の方に対してタメ口でコメントをしてしまったことについて、すみませんでした) (2016年1月22日 21時) (レス) id: 1cde17d36c (このIDを非表示/違反報告)
天月マッチ - 初めまして!天月マッチと申します!この小説と関係が無い話で申し訳ないのですが、六芒星玲音さんが書いていらっしゃる「ぼくは天使に会ったようだ。」という小説のパスワードを教えてもらえませんか?無理だったら妥協するので (2016年1月22日 21時) (レス) id: 1cde17d36c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:六芒星玲音 | 作者ホームページ:
作成日時:2014年9月23日 21時