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黄side
照史に続き、神ちゃん、濱ちゃん、俺、しげの順で自己紹介すれば、わかったよっと言うように頷いてくれる。
桃「のん、いちばん、かけっこ」
紫「へぇーそれはすごいなぁ」
人見知りをすることなく、自己紹介が終われば誰かしらの近くに行き、「のんね?｣と、自分のことや家族のこと、保育園のことなんかをお話してくれる望。
うんうん。とか、すごいなぁ〜。と合図値を打てば目を輝かせて、次の話をしてくれる。次から次へと出てくる話は終わる気配が一切ない
橙「ふは笑 濱ちゃんともんち捕まっとるやん」
黄｢ホンマや笑｣
望のマシンガントークが始まりはや十数分。俺らのところにこんなぁ、と思っとったら濱ちゃんの膝に座って満面の笑みで話しとる。例え、その話が2回目やったとしてもうんうん。と優しそうな顔をして話を聞いている濱ちゃんと神ちゃん。
黄「なんか、癒されるなぁ」
橙「な」
赤「分かる」
いつの間にか俺の横におったしげも頷きながら話に入ってくる。
ほんわかしている3人を眺めつつ、しげと照史と喋っていればふと、俺の後ろから聞こえる寝ぼけた声
青「んぅ。」
振り返れば上半身を起こして目を擦っている流星。
真ん中の俺が振り返ったことでつられて振り返った照史としげも気づいたっぽく、照史が声をかける。
橙「おっ！起きたんや。おはようさん」
青「…………だれ?」
照史の顔をじーっと見つめて固まっとった流星がボソッと呟く。
橙｢ 俺な、あきというんやけど、ここ、お仕事の場所でな、えらい人に君とあの子と遊んどってー言われとんよ笑 ま、絶対お家に帰してやるけん安心し。とりあえずお名前教えてくれる？」
青「…ふじいりゅーせー｣
橙「流星かぁ。めっちゃカッコええ名前やん！よろしくな！」
青「ん」
黄「やっぱ、照史上手いな」
赤「な。さすがやわ」
照史に感心している俺らを他所に、神ちゃんが流星の傍へと行き声をかけている姿を見て、そういや望は？と、先ほど望が座っていたソファーへと目を移せば濱ちゃんの膝の上でキョトンと流星を見つめ、固まっとる。すると、パチッと瞬きひとつ落として濱ちゃんを見上げ問う。
桃「はまちゃ、うーせー？」
紫「おん。流星くんやって」
桃「うーせー！」
濱ちゃんの目を見つめるその瞳はキラキラと輝いていて嬉しそうに流星の名前を大きな声で繰り返す。
あ。あの目、望が面白いものとかお気に入り見つけた時にする目そのものや
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苺虹夢(プロフ) - 凜香さん» 嬉しいコメントありがとうございます！今月中に1話投稿したいとは思っております。 (2月22日 6時) (
レス) id: 65227f9fc3 (このIDを非表示/違反報告)
凜香(プロフ) - 何時も楽しく読んでます。そして続きを楽しみにしています。よろしくお願いします (2月22日 2時) (レス) id: 5d62be85dc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：苺虹夢 | 作成日時：2023年8月17日 23時
