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黄side
桃「どぉこ？」
その一言にハッとする。
そういや、のんちゃんはここに来た経緯もこれからのことも知らんかった
ただ、相手は2歳なのでなんて説明しようかと考えようとすれば頭上から「望、起きとるやん！」という声が聞こえ顔を上げる。
のんちゃんも自分の名前に反応して同じように見上げる
黄「濱ちゃん」
桃「はまちゃ！」
紫「のぞむ、おはようさん」
桃「おあよー！」
泣きそうな顔はどこへやら。
でっかい声で挨拶を返す望の顔には笑顔が浮かんどって
橙「望起きたん？」
2階から聞こえる照史の声にも「のんちゃ、おはよぉしたー！」と元気よく返事をする
桃「はまちゃ！こっちよ！」
階段をおりる濱ちゃんに手招きするのんちゃんを降ろせば降りてきた濱ちゃんの元へ走っていき、足へと抱きつき、抱っこしてもらっとる。
ニコニコ笑顔ののんちゃんを見て、ま、説明は後でもえっかと先程片付けよって途中になってしまっとったダンボールの片付けを再開する。
その後、何やかんやあり、1時間半くらいで全てのダンボールを片付け終わった。
一息つこうとソファーに座れば、隣に濱ちゃんが座り、その膝の上にのんちゃんを座らせる。
橙「なんか飲む？って言ってもさっき海辺くんが買ってきてくれたインスタントコーヒーしかないけどな笑」
キッチンから聞こえる照史の声にそちらへと目を向ける。
「めっちゃ飲みたいんですけど、もう事務所戻らないとなんで…」
そう言いながら申し訳なさそうに眉を下げる海辺くん
黄「そーなんや。なんか、ごめんな、持ってきてくれた上に手伝ってもろて。」
「いえいえ、それに関してはやりたくてやった事なので」
そう笑顔で応えるのは星河くん
「 あ、そろそろ行かんとやばい。ほんじゃ、失礼します」
そう言い頭を下げる佐藤くん。あとの2人も失礼します。と、頭を下げ、玄関へ向かう3人。
数秒もしない内に扉の開く音と閉まる音が聞こえてくる。
橙「淳太くんと崇裕はコーヒー飲むやろ？｣
黄「飲む。ありがとう」
紫「おん。ありがとう」
橙「はーい」
桃「のんもー！」
橙「望は暖かい牛乳飲むか｣
桃「のん、ぎゅーゆーのむー！」
橙「は〜い。｣
その返事を聞いて満足そうな顔をしたのんちゃんは濱ちゃんにもたれ、顔を見上げ、聞いて聞いてと話を始める。
のんちゃんの話し声の間に密かに聞こえる照史の鼻歌
平和やなぁと思いつつ、のんちゃんの話に耳を傾ける。
◎☆500ありがとうございます！
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苺虹夢(プロフ) - 凜香さん» 嬉しいコメントありがとうございます！今月中に1話投稿したいとは思っております。 (2月22日 6時) (
レス) id: 65227f9fc3 (このIDを非表示/違反報告)
凜香(プロフ) - 何時も楽しく読んでます。そして続きを楽しみにしています。よろしくお願いします (2月22日 2時) (レス) id: 5d62be85dc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：苺虹夢 | 作成日時：2023年8月17日 23時
