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黄side
しばらくくだらない話をしていればピンポーンという音が響きそれとほぼ同時にドアの開く音
3人揃って顔を向ければそこそこ大きいダンボールをそれぞれ2つずつ抱えたマネージャーが3人立っていた
橙「どしたんその荷物？」
紫「すごい量やなぁ」
驚いた顔をする2人に1番前におった海辺くんが口を開く。
ちなみに海辺くんは俺らをここまで乗せてきてくれたマネ
マ「これ、事務所に置いてあったおもちゃとかです｣
黄「いや、多すぎやろ」
思わず突っ込めば「よっこらしょ」と荷物を下ろした海辺くんが「あ、いえ」と説明してくれる
「1つは事務所のものなんですが、残りは俺らの甥っ子のものです笑」
黄「え、それ使ってええん？」
俺の言葉に海辺くんじゃなくて左後ろにおった星河くんが答える
「寧ろありがたいですよ！俺らの甥っ子、今、全員小学生なんですよね。で、甥っ子たちが小瀧さんや藤井さん位の年の時に買い与えた服とかおもちゃが有り余っていてそろそろ処分しようと思ってたらしいんです笑」
黄「そーなんや。ほんじゃあ有り難く使わせてもらおか」
「ほら、皆さん片付けましょ！手伝ってください」
話し込んでる俺らに声をかけるのは海辺くんの右後ろにいる佐藤くん
紫「ほーい」
橙「あっ、こっち何入っとん？」
「あ、そっちは服とかです」
橙「開けてええ？」
「はい！もちろん！」
橙「おわ！めっちゃ入っとるやん！」
黄「どれ？わ、ほんまや！」
「ちなみにその横のもそうです」
紫「おわ、こっちもめっちゃ入っとるで！」
黄「そっちは？」
「そっちは、確か本とかおもちゃですね」
「これどこしまいます？」
家の中のあっちこっちから聞こえる声に、先程の穏やかな空間は一瞬で無くなる
｢これは？｣「こっちですか？｣「あれどこ？｣などなど、俺らの間を飛び交うのはこそあど言葉で、我ながらよぉ会話通じるなぁとは思う。
ふと、その合間に聞こえる小さな声
？「んぅ、、、かぁしゃ？」
成人男性とは違う子供特有の高い声に舌っ足らずの喋り方
黄「のんちゃん起きたん」
桃「んぅ、かぁしゃ？ 」
眠そうに目を擦りながら俺の顔を見たのんちゃんは一瞬ハテナを浮かべたけど自分の状況を思い出したのかこちらへ腕を伸ばしてくる。
桃「じゅった」
黄「はいはい、抱っこな笑」
のんちゃんに近づいて抱きあげれば、ギュッとしがみついてきて可愛い
すると、小さく首を動かすのんちゃん
そして泣きそうな声で呟く
桃「どぉこ？」
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苺虹夢(プロフ) - 凜香さん» 嬉しいコメントありがとうございます！今月中に1話投稿したいとは思っております。 (2月22日 6時) (
レス) id: 65227f9fc3 (このIDを非表示/違反報告)
凜香(プロフ) - 何時も楽しく読んでます。そして続きを楽しみにしています。よろしくお願いします (2月22日 2時) (レス) id: 5d62be85dc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：苺虹夢 | 作成日時：2023年8月17日 23時
