1.容量残無 ページ2
A「あの………ここは……」
政府「ここは貴方の本丸です。この本丸では担当がつかないため、詳しいことはこんのすけに聞いてください。」
黒スーツに連れてこられたのは、立派な門の前。
何故連れてこられたのか、何故私なのか、全くわからないまま車から降ろされた私は、門の前で立ちすくんでいた。
？「審神者様！審神者様！！」
A「………」
？「審神者様！審神者……貴女様です！」
先ほどから何処からか高い声が聞こえる。
キョロキョロ辺りを見るが、それらしい影はない。
？「ここ！ここです！」
私のズボンをクイクイと引っ張られて、足元を見ると狐が1匹。
いやいや、狐が話すつもりがないだろう。そう思いながら狐の脇を持ち、顔の高さまで持ち上げる。
A「……変わった種類の狐だ……顔に模様が…え、これ地毛！？」
？「地毛ですとも！！私目はこんのすけでございます！」
A「！？」
吃驚して手を離してしまった。
狐…こんのすけはコテッとよろけながら無事着地。カワイイ。
A「あ！ごめん！怪我ないかな！？」
慌てて再びこんのすけを持ち上げる。
こんのすけ「は、はい……こほん、それでは…改めまして。この本丸の担当式神のこんのすけでございます。
わたからないことがあれば、何なりとご質問くださいませ！」
A「かっ可愛すぎる！！癒しだね、君は癒しだこんのすけ！！」
ギューっとこんのすけを抱きしめると、「苦しいです…」と言われ、仕方なく離した。
こんのすけ「気を取り直して、さあ！本丸に入りましょう！審神者様！」
A「？お、おー！？」
聞き慣れない単語が幾つか出たが、しゃべる狐が出たこと以上に驚くことがなかったため、スルーした。
門に手をかけゆっくり開ける。
ギギギギギと大きな音を立てながら開いた門の先は、とても大きな日本家屋でした。
A「大っきい…大っきいよこんのすけ…」
こんのすけ「ここの本丸はかなり大きい本丸となっています。それ故刀剣男士もほとんど揃っております。」
今日1日で色々な事がおこった私の頭は、すでに容量を超えており、新しい単語など気にもしなかった。
？「また、新しい審神者か…。」
ゆっくりと近づいてくる人影、
私は無事、生き残れるのだろうか。
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トラとん(プロフ) - あめちゃんёさん» 読んでくださり、有難うございます！気に入ってもらえて何よりです(=ﾟωﾟ)ﾉ (2018年1月12日 21時) (
レス) id: e5e7dcfcdd (このIDを非表示/違反報告)
あめちゃんё - あ、好きです←。はい。好みです。更新楽しみにしてますね! (2018年1月12日 20時) (レス) id: b4813fd3d3 (このIDを非表示/違反報告)
トラとん(プロフ) - ?.*Sora彩うさぎ*.?さん» 読んでくださり、ありがとうございます！これからも頑張ります(=ﾟωﾟ)ﾉ (2018年1月6日 11時) (レス) id: e5e7dcfcdd (このIDを非表示/違反報告)
?.*Sora彩うさぎ*.?(プロフ) - 私的に好きな物語です！！！今の最悪の状態からどうやって抜け出すか楽しみです！これからも更新頑張ってください(*^^*) (2018年1月6日 3時) (レス) id: 02ac853477 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：トラとん | 作成日時：2018年1月6日 1時
