episode77 ページ28
仕事もひと段落して時計は19時を指そうとしていた。
『もうそろそろかな...？』
するとちょうどアンリさんから通知が来た。
アンリU-20の代表がお見えになりました!
A了解です!今から向かいます
アンリさんの連絡に返信をして私は急いで部屋を出た。
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私は緊張しながらその扉の前に立っていた。ここはU-20の代表がお待ちになっている部屋だ
なぜ私が指名されたのか全く分からない。
それでも行くしかないと覚悟を決めて扉を開いた。
『失礼します....へっ！？』
私が驚いた理由。それは一つしかない。
そこにいたのは予想もしない人...そう
____糸師冴だった。
赤い髪をかきあげ、綺麗なブルーグリーン色の瞳で私のことを見つめる。
なぜ糸師冴がU-20の代表として来ているのか全く状況を掴めず、ポカンとしている私をよそに糸師冴のマネージャーさんが言った
「この度はこちらの事情で遅れてしまい申し訳ありませんでした...！」
『へっ...？あっいえいえ。わざわざお越しいただきありがとうございます...？』
何を言っているのだろう私は。テンパってしまって良く回らない頭で紡ぎ出した言葉はあっていたのだろうか。
すると私の目を覚ますかのように糸師冴が言った。
「おい、目的忘れてんじゃねぇぞ」
『はい。えっと...っ！！！！』
そして私は目を覚ますどころかその勢いで失神してしまいそうになるほどの失敗をしたことに気がつく。
その失敗というのもブルーロック内の記録や映像をまとめたものを全て置いてきてしまったのだ。
急いで部屋を出たから...。なんて振り返っていたら自分の不甲斐なさに涙が出そうになる。
糸師冴も私が持ってくるのを忘れたことに気がついたのか、段々とあきれた表情になっていく...ように思う
(もともと表情が乏しいから何考えてるか分かんないよ、怖い。)
『すみません...！急いで取ってきます』
そう言って部屋を出て行こうとする私だったがそれは叶わなかった。
理由は単純。
糸師冴に腕を掴まれたから。
「俺も行く」
『え...？』
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小雪(プロフ) - 翔奈さん» コメントありがとうございます！更新が遅れてしまって申し訳ないです...。あと少しよろしくお願いします(￣^￣)ゞ (2023年2月17日 7時) (
レス) id: 3c7869de8a (このIDを非表示/違反報告)
翔奈(プロフ) - 更新とっても嬉しいです（ ; ; ） (2023年2月16日 22時) (レス) @page47 id: 43e26a5008 (このIDを非表示/違反報告)
小雪(プロフ) - itori0828さん» コメントありがとうございます！絶対とは言えませんが前向きにじっくりと検討してみます...！この作品も最後までよろしくお願いします！！ (2023年1月17日 12時) (レス) id: 3c7869de8a (このIDを非表示/違反報告)
小雪(プロフ) - Manakaさん» コメントありがとうございます！そう言ってもらえて本当に嬉しいです。これからも楽しんでいただける作品作りを心がけます...！ (2023年1月17日 12時) (レス) id: 3c7869de8a (このIDを非表示/違反報告)
小雪(プロフ) - ここなさん» コメントありがとうございます！じっくり検討してから答えを出したいと思います...！これからの更新もお楽しみに (2023年1月17日 12時) (レス) id: 3c7869de8a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：小雪 | 作成日時：2022年12月3日 19時
