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平「Aさん!ちょっと僕の部屋に来てください。そこで話を聞きます。」
『すいません……。ほんとに。』
「いいえ、Aさんはなにも悪くありませんよ?」
平野さんの部屋は案外私の部屋と近かった。
平「さぁ、入ってください。」
『それじゃあ、失礼します………。』
私は平野さんとベットに腰掛けた。
「それで何があったんです?」
『まぁそのぉ、優斗さんとシちゃったんですよね。簡単に言うと。』
平野さんは私の髪をあげ、首筋のキスマークをみた。
平「こんな無理強い……。酷すぎます…………。怖かったですよね?」
『はい………。正直言って。初めてだったので。こういうことは好きな人としたかったなって。』
平「今回だけは許せないです………。Aさんの大事な初めてを奪ったんですもの。」
『私も、ちょっとショックで…………………。』
平「それじゃあ、優斗様に近づかないのはどうでしょう?私のそばにずっと居てください。そうすれば今日みたいなこともなくなると思います。」
『はい………。私もそうしたいです…。平野さんのそばにずっといたいです。』
平「はい!じゃあそうしましょう!何かあったら守りますから。」
そういって平野さんは私を優しく抱きしめた。
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彩織(プロフ) - まおさん» ありがとうございます! (2019年9月12日 21時) (レス) id: bf39398a19 (このIDを非表示/違反報告)
まお - すごく楽しいです! (2019年9月10日 22時) (レス) id: 4581f1bec1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:彩織 x他1人 | 作成日時:2019年9月7日 20時