11錠 ページ12
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結果時間が足りなくなってしまい、3人が同率1位ということで訓練は幕を閉じた
ヒーロー科だけは7限目までの時間割になっているからいつもより帰宅する時間が遅くなってしまう
皆が着替えている間に薬を片付けてしまおう、と救急箱に手をかけた時、誰かの影が後ろから重なった
振り返ると、逆光で見えにくい中で特徴的な二色の髪がさらりと靡く
｢と、轟くん…？｣
｢おう｣
｢……着替えるの早いですね？｣
憧れの人(？)が急に後ろに現れた焦りから変なことを口走ってしまう
折角のセカンドコンタクトまでもこんなことになるなんて、馬鹿か私
｢…手当してもらえるか？｣
｢え、もちろんですが、先に言ってくれればよかったのに…｣
｢女子に囲まれてたから先に着替えようと思ってな｣
そう言うと私の正面に回ってきて座る轟くん
夕日がかかる顔は綺麗だし、低い声が耳に心地良い
爆豪くんとの試合で受けたのであろう軽い擦り傷や火傷が腕にあった
…そういえば爆豪くんはどこもケガしてないのかな
｢痛かったら言ってくださいね｣
｢…痛え｣
｢えっ…ごめんなさい！｣
毎回言ってたけど本当に痛がる人は今までにいなかったのに
申し訳ない、と思わず両手をあげた
｢…わりぃ、嘘だ｣
轟くんの黒とエメラルドの様な色をした瞳はこちらを向いて口元には緩く弧を描いていた
｢な、なんだ…びっくりしました｣
平常心を装うように 煩く鳴る胸に手を当てる
その笑顔は、本当に心臓に悪い
｢そう聞かれるとつい、な｣
いつの間にか無表情に戻ってる彼には悪びれる様子もない
意外といたずらっ子なのか？
｢…痛くないなら良かったです｣
そんな無邪気さに自然と笑顔がこぼれた
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カービイ - 爆豪の小説のパスワードを教えてください (2021年10月1日 18時) (
レス) @page1 id: 0a3f8fdb4d (このIDを非表示/違反報告)
せら。(プロフ) - 爆豪勝己の小説のパスワードを教えていただく事はできますでしょうか？ (2020年5月31日 9時) (レス) id: 1c6535be80 (このIDを非表示/違反報告)
バッキバッキーに折ーれ - 爆豪の方のパスワード教えてください！ (2019年7月17日 20時) (レス) id: 9db58cab5f (このIDを非表示/違反報告)
霊夢(プロフ) - 爆豪勝己の方のパスワードおしえてください！！！(☆´_ _)ﾍﾟｺﾘ (2019年5月16日 21時) (レス) id: 28399f0f04 (このIDを非表示/違反報告)
ゆあ(プロフ) - 爆豪勝己の小説のパスワードを教えていただいてもよろしいでしょうか...？ (2018年5月26日 23時) (レス) id: 4daad4732d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しの | 作成日時：2017年8月12日 3時
