第6話 ページ8
tn side-
tn「ここがAの部屋やで。」
新しく来たAを部屋に案内する。昨日は突然の事で部屋が準備出来てなかったので、会議室のソファーで寝てもらった。
tn「昨日はごめんな。書類やらした上にソファーなんかで寝させて。」
『問題ない。』
tn「そっか。」
Aは新しい部屋を見てテンションが上がっているようだ。目をキラキラさせている。
『ここが僕の部屋なのか?信じられない。』
tn「そうだ。入ってもええんやで。」
そう言うとAはフラフラと部屋の中に入って行った。
『昨日来たばかりの奴が、こんなきれいな部屋で良いのか?』
tn「大丈夫やで。仕事も出来るし、グルさんも気に入ったみたいやし。」
そう、Aは仕事が出来る。昨日書類の説明を一回で理解していた。それに溜まっていた書類を一緒に片付けてくれた。
なんてできた奴なんだ。有能有能。
tn「分からない事があったら何でも聞いてや。」
『ああ。』
tn「んじゃ、おやすみ。」
『おやすみ。』
俺はAの部屋の扉を閉めた。
zm side-
(トントン帰ったな。)
俺は今Aの部屋のダクトの中にいる。昨日はああ言ったが、大人しく従うつもりはない。
だって真面目とかつまらんやん!!昨日俺に注意してきたし!トントンが二人になっただけやん!
俺の作戦はこうや!
降りる→驚かす→感情を変化?させる→人格が変わる
なんて完璧な作戦なんや!!((
Aが俺のしたに来たことを確認して、俺はダクトから逆さまになって姿を表す。
zm「チィィーッス!!!」
『おお。ゾム。』
反応うっす。やっぱおもんないわー。エミさんのがおもろいって終わってるやん!!
zm「なーなー。もっと驚いてくれてもええやん?」
『驚いた。これでも。』
ほっぺを膨らませる。そんな目で俺を見るな、とAは顔をそらす。
別に驚いてほしいわけじゃないんよ!!変わって欲しいんよ!!
でもめったに変わらんって言っとたからなぁ。
zm「なあなあ。人格変えへん?お願いやからー。」
俺がこんなに下手に出てやるのも今のうちやで!!!脅すぞ?脅しちゃうかんな!!!
『わ、分かった!!だから今すぐその顔を辞めてくれ!!』
zm「ええの!!」
いつもの顔に戻る。するとAはホッと胸をなでおろす。
『明日変えるから、な?』
何故か震えた手で頭を撫でられた。
失礼な!!こっちはとびきりの可愛い顔してたのに!!!
zm 「絶対やで!!」
____________________________________
人格 変動なし
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 97人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「wrwrd」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ザックザク(プロフ) - 夢みた猫さん» コメントありがとうございます！！読んでいただいて本当嬉しいです！！！元気になりましたwwほんとありがとうございます！！！ (2020年5月19日 14時) (
レス) id: 4500345d4c (このIDを非表示/違反報告)
夢みた猫(プロフ) - 更新ありがとうございます！私は初コメですが、楽しく読ませてもらっています！他の方にはなかなかない設定なので内容はなんとなくではありますが覚えているので大丈夫です！これからも楽しく読ませていただきますので、頑張りすぎない程度に頑張ってください！ (2020年5月16日 14時) (レス) id: 1ac7f0a6ed (このIDを非表示/違反報告)
ザック(プロフ) - かなとさんありがとうございます!気付きませんでした。 (2019年10月17日 20時) (レス) id: 4cb8e8b04b (このIDを非表示/違反報告)
かなと - オリジナルフラグをお外し下さい (2019年10月17日 20時) (レス) id: fca7c03b31 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ザック x他1人 | 作成日時：2019年10月17日 20時
