第3話 ページ5
tn side-
グルさんが楽しそうに地下牢から出てきたのを見て、なんとなく予想はしていたが……
gr「こいつを仲間にするゾ!」
グルさん達が地下牢から帰ってきた。何故かグルさんはうきうきしていた。
(嫌な予感しかしない……)
後ろを歩く二人はとてつもなく暗い顔をしていた。俺に怒られると思っているのだろう。
二人は俺に気付くと、自分達は悪くはないと言わんばかりに激しく首を振った。
怒られるような事をしたのか……
すると少し遅れてヒョロヒョロとした男が出てきた。男は俺に気付くと、口に手をやり、クスッと笑った。
(なんだアイツ。)
そんな事があって、今俺は会議室にいる。グルさんは皆を集めて、ニコニコしながら話し始めた。
gr「Aは強いんだゾ!ゾムを倒したんだ!!」
その一言で会議室がさわがしくなった。
kn「ゾムが!?」
本当にこの男がやったのかと思い、じーっと見つめる。
『?』
男は視線に気付いたのか、俺の方を見る。ジロジロ見すぎたかと思い目をそらす。
すると男が近づいて来た。そして俺の前まで来ると、ピタッと止まった。
『ふーん。』
男は俺を品定めする様に見る。
『可愛いねぇ。純粋なんだ?』
そう言うと男は妖艶に笑う。顔が赤くなるのを自分でも感じた。
『!可愛い可愛い!!』
そう言って頭を撫でられる。グルさんはその様子を見て、これでもかと大笑いしている。
他のメンバーも笑いが耐えきれないようで、所々から笑い声が聞こえる。
(グルさんはあとでしばこう。)
俺はそう決めると、撫でる手を退けようとする。するとAの手を大先生が取る。
『?』
ut「トンちそう言うの慣れてないから、離したって。」
大先生が意外と優しい。無能の癖に調子乗ったな、と思ったが、今はありがたい。
ut「だってトントン童てi(((kn」
kn「お前それは死ぬぞ??」
よーし、大先生はグルさんと一緒にしばくか。
俺は崩れた前髪を直し、オスマンの方を見る。
tn「ゴホン。えーと、オスマン?Aは嘘ついてないんか?」
os「めう。」
(オスマンが言うなら信用出来るな。)
tn「お前はいいんか?」
俺はAの方を見て、尋ねた。するとAは大きく頷き、とびきりの笑顔を見せた。
sha「これからよろしくなー。」
すぐにシャオロンがAの所に行き肩を組む。その後ろをコネシマ達も着いていく。
「すいません。あの……」
____________________________________
人格 5/????
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 97人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「wrwrd」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ザックザク(プロフ) - 夢みた猫さん» コメントありがとうございます！！読んでいただいて本当嬉しいです！！！元気になりましたwwほんとありがとうございます！！！ (2020年5月19日 14時) (
レス) id: 4500345d4c (このIDを非表示/違反報告)
夢みた猫(プロフ) - 更新ありがとうございます！私は初コメですが、楽しく読ませてもらっています！他の方にはなかなかない設定なので内容はなんとなくではありますが覚えているので大丈夫です！これからも楽しく読ませていただきますので、頑張りすぎない程度に頑張ってください！ (2020年5月16日 14時) (レス) id: 1ac7f0a6ed (このIDを非表示/違反報告)
ザック(プロフ) - かなとさんありがとうございます!気付きませんでした。 (2019年10月17日 20時) (レス) id: 4cb8e8b04b (このIDを非表示/違反報告)
かなと - オリジナルフラグをお外し下さい (2019年10月17日 20時) (レス) id: fca7c03b31 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ザック x他1人 | 作成日時：2019年10月17日 20時
