第25話 ページ30
zm side-
zm｢グ、グルッペン？お前がやったって、どういう事やねん！！｣
机を思いっきり叩く。
隣に座っていたロボロが驚いていたが、関係ないとばかりにグルッペンを睨みつける。
グルッペンが立ち上がり、ゆっくりとAの所へと歩いていく。
gr｢どういう事と言われても困る。大した理由はない。｣
俺の言葉になんの動揺も見せず、ただ真っ直ぐAに向かう。
Aはグルッペンを見ず、俺を睨みつけている。
(なんでや？俺は正しいことしてるのに！！)
kn｢どうしたん、2人とも？全く話がわかんないんやけど。｣
そりゃそうだろう。だが説明する暇はない。
グルッペンがAの前に立つ。
Aはやっと俺から目を逸らしたと思うと、青ざめた顔でグルッペンを見る。
グルッペンがAの首に手を伸ばす。
tn｢グルさん！？｣
俺が叫ぶより先にトントンが声を上げる。
グルッペンはそんなトントンを見て、ニヤッと口角を上げた。
gr｢トン氏、そう焦らなくても大丈夫だゾ。あれはもうしない。｣
あれ？どういう事だろうか。トントンも知ってるのか？
グルッペンはAの首に触ると、ゆっくりとタートルネックをおろす。
コネシマ達が目を見張るのがわかった。
gr｢なんの事か分からない諸君に教えてやろう。｣
Aはただ下を向いており、表情は読み取れない。
俺は勢い良く立ち上がり、グルッペンを睨む。
今度はロボロも驚かなかった。
sn｢ねえ、その痕って｣
軍医であるペ神がAの首を見て、そう言う。
軍医じゃなくても分かる。
kn｢おい！グルッペン！！どういうつもりや！！｣
sha｢は？え？意味わからないんやけど。｣
皆口々に声を上げる。
『……ほんっとグルッペンって厳しいよな！ww』
さっきまで下を向いてたAが突然笑い出す。
突然の事で訳が分からず、ただ呆然とする俺達。
『いやーw。昨日ミスしたからってみんなの前でそんな晒し者にしなくてええやんww』
Aは目を細め、グルッペンのことを見ながら笑う。
『なあ？グルッペン？』
グルッペンは目を見開き、口の端を上げる。
gr｢そうだな！Aよ！次からは気をつけるんだゾ！｣
その返答に満足したかのようにAは笑い、席に着いた。
他のみんなも困惑しながらも、いつも通りAに話しかける。
gr｢…………面白い。｣
グルッペンと俺だけがその中に混ざれずにいた。
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人格 変化なし
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ザックザク(プロフ) - 夢みた猫さん» コメントありがとうございます！！読んでいただいて本当嬉しいです！！！元気になりましたwwほんとありがとうございます！！！ (2020年5月19日 14時) (
レス) id: 4500345d4c (このIDを非表示/違反報告)
夢みた猫(プロフ) - 更新ありがとうございます！私は初コメですが、楽しく読ませてもらっています！他の方にはなかなかない設定なので内容はなんとなくではありますが覚えているので大丈夫です！これからも楽しく読ませていただきますので、頑張りすぎない程度に頑張ってください！ (2020年5月16日 14時) (レス) id: 1ac7f0a6ed (このIDを非表示/違反報告)
ザック(プロフ) - かなとさんありがとうございます!気付きませんでした。 (2019年10月17日 20時) (レス) id: 4cb8e8b04b (このIDを非表示/違反報告)
かなと - オリジナルフラグをお外し下さい (2019年10月17日 20時) (レス) id: fca7c03b31 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ザック x他1人 | 作成日時：2019年10月17日 20時
