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ｃｈａｐｔｅｒ ８ ページ9
ジェットコースターに乗り終わった私達が修司くんを探すと、彼は乗り場の下で待っていた。
「楽しかった？」
普通にそう聞く修司くん。
いやいや！アナタのせいで楽しめませんでした！
どう落とし前つけてくれんだ、ボケッ！！
……と言いたかったが、やめといた。
後ろで慎二くんは、お腹を押さえながら大爆笑している。
「アヒャヒャヒャヒャ」
黙れ。かん高い声に笑い声に苛立ちを覚える。
「あ〜。ホンマおもろいわ自分」
慎二くんは修司くんの肩に手を置き、ずっと笑っている。
隣を見ると由梨も笑っている。
………うそ〜。
全然面白くないんですけど？
私ひとり残された感がある。
「あ…あはは……」
作り笑いでみんなに合わせるが……。
こっそりと小さなため息をもらした。
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作者名：Smile | 作成日時：2017年8月26日 12時
