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・
『…なら、その上司さんは、
テヒョンさんが、お仕事いっぱい頑張ったら喜んで、もしかしたら敬語外してくれるかもしれないですね。』
私がそう言えば、ばっと上がる顔。
ずっと膝におでこを乗せてたから赤くなっている。
「…ほんと？」
『た、たぶん。』
「ジミナみたいにテヒョンって呼んでくれる？」
『おーっと…た、たぶん？』
渋々、頷けば今度は急に立ち上がる彼。
そしてすたすたと会議室から出て行った。
と思ったら、また戻ってきて、
「俺頑張るからね。約束だからね！」
キラキラと眩しい四角い笑顔でそう言って今度こそ出て行った。
会議室の窓からこっそり覗けば、まだみんなご飯を食べに行っていないのに、一人パソコンに向き合い、仕事している。
『……テヒョン、か。』
一人呟けば、その声は会議室に小さく響き、そして消えていく。
しばらくボーッとしていると、
「だれー、開けっぱなしにしたの。」とぶつぶつ言ってジミンが入ってくる。
ジミンは私を見るなり、
「ゔあい！！！！！
もう、びっくりさせないでよ！」
勝手に驚いて勝手にキレている。
『ははっ！今のはジミンが勝手にビビっただけじゃん。』
「うるさい！
…それよりも、どうだったの？」
『あちらをご覧ください。』
「えなにテヒョンア、もう仕事してるの？」
『えっと、お仕事頑張って上司の人喜ばせて、
タメ口でテヒョンって呼んでもらうんだって。』
「……A、お前意地悪だねぇ。
普通に呼んであげれば良いじゃん。」
ため息まじりに呆れたように言うジミン。
意地悪ってことに関してはジミンに言われたくないんだけど。
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k-pop大好き - とても、切ないお話でした。。推しがテテなので、過去に失った大切な人がテテと知ってモヤモヤしました。。最後、テテが主人公を呼んだ時に涙が止まりませんでした。。 (2021年1月4日 13時) (
レス) id: 148acec4a4 (このIDを非表示/違反報告)
kore(プロフ) - あきさん» あき様、コメントありがとうございます。面白いと言っていただけて嬉しいです…！私も書きながらどんよりした気持ちになりましたね…。なのでハッピーケース！！ハッピーになってもらえたらなと思います！！ (2020年10月9日 22時) (レス) id: 2761e1482c (このIDを非表示/違反報告)
あき(プロフ) - 読み進めていくなかで覚える違和感、最後の一行ですっきりしました。が、気持ちは、、、泣。どうかハッピーケースが訪れますように！とても面白かったです！！他のお話の更新も楽しみにしてます。 (2020年9月7日 1時) (レス) id: 93ffcf3bfd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：バム. | 作成日時：2020年9月6日 3時
