プロローグ�� ページ1
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とある学校のお昼休み
放送室で息急き切る少女が一人
左手にはスマホ、右手は放送のボタンを押そうとしている。
だがその右手は震えており、少女の目もどこか虚ろである
スマホにはMp3と表示されていて
相変わらず少女は息を荒くするばかり
『先生、今から分からせてあげるからね』
甘い優しい声で少女は呟く
『いつもあの子ばっかり構ってるじゃない。ねぇ先生、いい子は嫌い？私、今から悪い子になるわ』
コードを機械に刺し、放送のボタンを押す。
学校中に流れるのは
『ふふ…どう？私が作ったの。私に愛を囁く先生』
だんだん廊下を走る音が近づいてくる
放送室の扉が開く
先生来てるかなと期待を込めて振り返る
だがそのにいるのは別の教師2人
焦った表情でこちらを見て目を見開く
普段あまり目立たない落ち着いた子がこんな事をしているとは思わなかったのだろう
教師「如月さん！何やってるの！」
『え？何やってるって…』
続きを言おうとしたが押し退けられ放送を止められる
教師「しかもこんなものを持ち込んで…」
教師が手に持っていたのはスマホ。
"取られる"
『ぁ…返してください！』
スマホを取り返そうと近づくがもう一人の教師が私の前に出る
教師「とりあえず、親御さんに連絡します。職員室に来なさい」
『…はい』
職員室の前に待たされる。
すると先生がこっちに近づいてくる
先生が私を見て顔を歪ませる
先生「如月さん。どうしてあんな事を？」
そう言われた瞬間いろんな感情が溢れだした
どうしてこんな事やったんだろう
先生が私の事で困ってる
どうしようもない白黒の感情が嫌になって思わず涙が零れそうになり俯く
教師「✕✕先生。貴方にも話があります」
先生「…わかりました」
先生が離れていく
悲しい、寂しい、
顔をあげ、先生の後ろ姿を見る
あぁ、やっぱりかっこいい。
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ふわな(プロフ) - 吹雪さん» コメントありがとうございます！そう言って頂けて嬉しいです！✨頑張ります！ (2022年11月20日 18時) (
レス) id: 9150cee976 (このIDを非表示/違反報告)
吹雪 - うーん…やっぱこういうヤンデレとかツンデレとか好きだな私。続き気になるぅ…これから、いや今から全力で応援させていただくよぉ！ (2022年10月22日 8時) (レス) @page12 id: ad117a8b13 (このIDを非表示/違反報告)
ふわな(プロフ) - ラヌアさん» ありがとうございます！なんか今日凄い冴えててめっちゃ想像が広がってたんですよね。頑張ります！ (2022年9月6日 19時) (レス) id: 9150cee976 (このIDを非表示/違反報告)
ラヌア(プロフ) - すごい…文才がある✨続きが気になります…！これからも応援してます、無理せず頑張ってください！ (2022年9月6日 19時) (レス) @page6 id: ad290be16e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ふわな | 作成日時：2022年9月6日 18時
