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クラスに入ると一気に視線が集まった









「相変わらずAの容姿は人を騙すよね」



『れいなもね』




傍から見たらそれなりに私達は容姿が整ってるらしく





「A、荷物置いて出よ」





れいなは注目されるのが好きじゃない

私も好きって言うわけじゃないし、





『うん』









「はぁ...なんかどっと疲れた(笑)」



「それにイケメンいないんだけどこのクラス」







『よしっ』




「ガッツポーズまですんな!」

軽く頭を叩かれた(笑)









キャーー/



あ、この歓声はデジャブ






''ねぇー勝利くんって〜彼女いる〜??''

''勝利くん放課後どこかいかなぁい?''







通路がっ...通路が...ほぼないぐらい佐藤くんを真ん中に横に広がってる







とうの本人は甘々な質問を見事にスルー







「はわぁ、イケメン♡」





『10年間一緒にいて初めてぐらいの笑顔見せないでれいな(笑)』







「いや、誰でもほわぁわぁってなるよ」




『ならないです私』





「A以外で」

















『っと、わっ、!?』





「大丈夫!?A」




『え、あぁうん』





押されて前に転んだみたいで



わりと痛かった









「ねぇ、...大丈夫?」



顔を上げると例のイケメン佐藤くんが手を差し出してて







『えっと...ありがと、』



手をとろうとすると女子の視線が凄かった



迷ったけどやっぱりね、普通に自分で立ちました








''被害者面してんじゃねぇよ''



とりまきの女子こわっ




でも、ぶっかっできたのはそっちでしょ
明らかに被害者です私





「ぶっかったの君らでしょ?謝んないの?」


おぉ、聞こえてたのね(笑)





''え、勝利くんちがうよぉ?''

''この子がぶっかってきたんだよ〜、!''









周りに人が集まってきた
あ、れいな明らかに嫌な顔に(笑)




『あの、ぶっかっちゃったみたいで、すいませんでした。』




ちょっと足が痛んだけどれいなの手を引いて教室に戻った






「A大丈夫?足血出てるけど」



『え?あぁ...全然なれてるから大丈夫』




とりあえずティッシュで血を拭いて
絆創膏が____ないっ





『れいなぁ、絆創膏ある?』



「え、いつもAもってるじゃん」



『今日救急セット忘れたの』




「私が持ってるとでもー?」


ドヤ顔で言われてもねぇ









____これ、使って

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作者名:tete | 作成日時:2018年1月5日 19時

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