3.お淑やか？んなわけ【ブルーロック】

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ニ子＿＿＿＿＿＿＿＿side











僕は無力だって思った。



あの日、少しだけ肌寒くて早い朝だった。






通路で女性の声が聞こえて。直感でAさんだと分かったんだ。


朝から会えるなんて嬉しいな、なんて考えていた。







けど、角を曲がった直後、







Aさんの泣きそうで辛そうな顔を見てしまって。


怒鳴り声とは遠いけど、静かで確実に怒っているその声が聞こえてきた。





僕は事態をすぐには察せれなかった。



けど、絵心さんがAさんのスマホを取ってやっと理解できたんだ。












あの後、騒ぎは治った。




嫌、実際には治ってないけど表面上は収まった感じだった。






そんな時に帝襟さんから呼び止められて。








"Aちゃんの精神面を見ていてあげてほしいの





ニ子君って確か、仲良かった気がするんだ



他にも仲が良い人に声かけてるんだ。






＿＿＿＿＿＿＿＿お願いしても良いかな....？"









勿論、二つ返事で答えました。







その後僕はすぐにAさんの元は走って行ったんだ。







廊下であった彼女はひどく疲れていて僕は伸ばした手を空中で止めてしまった。




虚なその目＿＿＿＿＿＿＿＿。












勿論、Aさんにこんなことをした人に苛立ちが立ちましたよ。



許せなかった、赦すつもりはない、けど。



今はひたすらに、






なんにもできてなかった自分が憎い。















＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

なかなかカウンセリングにいかねぇなと思ったそこの君。






前振りも大事だと思うんだよ(震)




次は乞うご期待。




てかクラス替えまぁまぁでした。




仲良い友達消えたけど。

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