35話 ページ43
？？side
やっと見つけた
俺の.....いや俺たちの"姫"
いやぁ......長かったなぁ
でもやっと捕まえたんだ
離すなんてあるわけが無いだろう
安心してよ
怪我なんてさせないんだから
gr side
豪雨
Aが中々食堂に来ないことから何かがあったのだろう
だけれどこの場を離れてしまえば何が起こるかわからない
幹部たちも大切だが聖女.....Aも大切だ
さて、どうしようか
......
gr「トン氏」
tn「.....言いたいことはだいたい分かってる。」
gr「嗚呼、たすかる。ここは俺に任せろ」
gr「絶対に見つけろ」
トントンは俺に対して膝をつきこう言った
tn「.....ハイルグルッペン」
tn side
グルッペンに命令され俺は食堂から出た
最初に行くのは彼女の部屋だ
廊下を全速力で走りきる
俺も少しは不安だった
もし彼女が二度と俺たちの前から消えたら
そう思うと震えが止まらなかった
嗚呼
俺も彼女のこと好きになったちゃったのかな
頬を少し赤く染めながら彼女の部屋のドアを無造作に開ける
だが底には誰もいなく、日記だけが床に落ちていた
ペラペラとページをめくるにつれて彼女の過去がどれほど過酷だったのが手に取るようにわかる。
最後のページをめくる前にふと気づいたことがあった
手が止まる
最後のページをめくる勇気が出ない
ﾊｧﾊｧと息が荒くなりながら震える手でゆっくりとページをめくる
ﾄｻｯと床に日記を落とした
それを拾うことすら出来ず俺は固まってしまった
自然に涙が溢れ彼女の部屋の床にシミを作る
その涙を止める方法はきっとないのだろうか
彼女の過去がこんなに過酷とは
まるで今までの俺の人生が塵だと言うかのように窓から風が吹き日記のページをペラペラと捲る
風はまるで計画されていたかのように1番見たくなかったページで止んだ
俺たちは彼女の何を知っていたのだろうか
━━━━━━━━━━━━━━━
×月 ×日
今日は母親に初めて腕を切られた日。
包丁を向けられた時はどうすることも出来なかった。
こっちの世界に来てまで親の呪縛から離れられないんだな。
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×月 ×日
今日も今日とて同じように行動する。
どうすればなおさんと仲良くできるだろうか
憎悪の目を向けられたくないのだがな
文字数ｯｯ
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るきあ(プロフ) - なおちゃんルートが良いんですけど投票…負けるな（泣） (2022年1月14日 0時) (
レス) @page35 id: e2065bbc2b (このIDを非表示/違反報告)
ネオ(プロフ) - コメント失礼します！私個人としてはにじさんじが読みたいです！よろしくお願いいたします。 (2022年1月5日 12時) (レス) @page47 id: 87cf425ade (このIDを非表示/違反報告)
チヒロ(プロフ) - 西園寺麗奈さん» コメントありがとうございます！文ストですね！票に入れておきます！！！！ｺﾒﾝﾄｱﾘｶﾞﾃｪ⤴︎ ⤴︎⤴︎ (2022年1月5日 11時) (レス) id: d9d34f6376 (このIDを非表示/違反報告)
西園寺麗奈(プロフ) - 初コメ失礼します！いつも応援させていただいております…！個人的には文ｽﾄが読みたいです…よろしくお願いします！ (2022年1月5日 11時) (レス) @page47 id: 187d02f989 (このIDを非表示/違反報告)
チヒロ(プロフ) - ちょい遅くなりましたがアンケート終了させて頂きます！ (2021年12月16日 5時) (レス) id: d9d34f6376 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：人間 | 作成日時：2021年11月23日 11時
