１０話 ページ11
チュン…チュン…
リ「起きろ、ツナ朝だぞ」
「ん〜後５分…」
リ「仕方ない…ボンゴレファミリー
伝統のお目覚め方をやるか♪
３・２・１」
ビリビリー！！
「うわぁ！？
何するんだよ！」
リ「お目覚めか」
コイツ…電気ショックで起こしやがった！
あり得ないよ！！全く
「起こすのにいちいち心臓に
電気ショック与えるか？！普通」
リ「良かったな、無事目が覚めて
たまにそれっきり目覚めない奴もいるからな」
「それってショック死してるんだろ(ToT)」
リ「今日の予定だぞ♪」
予定…？
「朝は転校生の紹介、午後は球技大会(バレー)
球技大会って俺には関係ないだろ？
補欠も良いところだし」
リ「ところが急にレギュラーが足りなくなって補欠の補欠のそのまた補欠のツナが出る事に
なったんだぞ」
「えっ…えー！！何で？！」
リ「さぁな？」
ひょっとして…！
「まっまさかリボーン…」
俺を出させる為に
銃で殺したりしてないよな…？！
リ「そんな訳ないだろ」
「あっ…アハハ
そんな訳ないよな！いくらヒットマンだから
ってそこまで…」
何だ…心配して損したよ〜！
リ「皆、同じ店の宅配ピザに当たった腹を
くだしたらしいぞ」
「やっぱリボーンの仕業かー！！」
リ「それもこれもツナを立派な
ボンゴレファミリー10代目ボスにする為だ」
「冗談じゃないぞ！
球技は大の苦手なんだ！！
それに言ってるだろ？
マフィアのボスなんかに絶対に
なるものか！！！」
リ「これはお前の運命だ
人生諦めが肝心だぞ♪」
何でコイツに人生語られてんのー？！俺！！
「赤ん坊に人生語られたくないよ〜！」
リ「心配するな
俺が付きっきりでみっちり教育してやるから」
「それが一番心配なんだー！」
はぁ…
学校に行ってもため息止まらない
全く勝手な事ばかり言うんだから
『ツナ君♪おはよう(*^-^*)』
「あっ！」
アリーチェちゃんだ！！
「おっおはよう！アリーチェちゃん」
『今日うちのクラスに転校生来るって
知ってた？』
「あっ！そう言えばリボーンの手帳に…」
『リボーン…？』
「あー！気にしないで！！」
ふぅ…危ない危ない！
次から気を付けよう…
『分かった…♪
それより転校生、どんな子だろうね？
男子かな？女子かな？』
「さぁ？」
可愛いな〜♡アリーチェちゃん
彼女を見ると
さっきの朝の出来事なんて
気にならないや♪
でも…その時まだ俺は
知らなかった
今日が厄日だという事を…
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作者名：アスカ | 作成日時：2018年6月17日 19時
