嘘つきお姫様2 (ページ44)

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九十一話ページ44

ミツキ｢やっぱり、桃華の瞳は凄いね
こいつの急所が見えるんだ｣

ボルト｢やるなぁ〜！桃華｣

｢ありがとう(ﾆｯｺﾘ｣

ミツキ｢あとは僕が…蛇雷｣

でも…出来ないんだよな

トドメを…

委員長｢ヌエを殺させない！
この子は私が大切に育てた
最強の兵器｣

｢委員長…｣

ミツキ｢委員長、一応聞くけど大人しく着いてき
てって言ったら来てくれる？｣

ボルト｢なぁ…委員長戻ろうぜ｣

委員長｢よくもまだそんな事が言えるわね！
私は木の葉の里を襲った
これは戦争よ！私にとって！｣

｢それは…親にとってでしょう？｣

さっきから思ったけど

ボルトが委員長に言う言葉

全然言わないんだけど…

まぁ…私の好感度が上がるだけだしね！

委員長｢違う！私にとってよ！
私は父親にいつかこうするように教えら
れてきた
根は戦乱の世の中で木の葉のために使え
てきた
でも大戦後、父は犯罪者の様な扱いを受
けた｣

｢そんなの…今の委員長に関係ないでしょ！｣

委員長｢私？私には関係ないわ
筧すみれなんて、この世に存在してないん
だから！私は…物心ついた時からずっと隠
れて暮らしてきた
ずっと息を潜めていた
唯一の安らぎは母に髪をゆってもらう事
その母も心労から病にふし死んだ
そして…憎しみを募らした父は里への復讐
として、私を道具として育ててきた
私はもう母の声さえ思い出せない
私は…父親の恨みを晴らす為に生まれてき
た兵器｣

なんだろう…この気持ち

女は嫌いなのに…

彼女に対する気持ちは、全く違う

でも…嫌いじゃない、この感情

私は…私は彼女に愛されたい

兵器として、生きてきた彼女を

愛し愛されたい！

だから…私はあなたを助けるわ

絶対！

ミツキ｢危ない！｣

あっ！避けないと

ミツキ｢風遁鎌鼬｣

ミツキと戦い始めた

どうしよう…？

ボルト｢どうするんだ？桃華｣

｢ボルト、ミツキを止めて？
私は…委員長を止める！｣

ボルト｢任せろ！｣

止めるタイミングはアレしかない！

原作では、ボルトは刺されたけど…

今はそうならない！

ボルトが影分身でミツキの動きを緩めた！

今だ！

「水牢の術」

当たったかな？

嫌…避けたか

でも…次こそ！