六十九話 ページ22
皆が帰ってから
暇だ…
今、夜の9時かぁ
ハァ…カカシ
早く来ないかな？
ガラガラ…
カカシ｢桃華…｣
｢カカシさん！｣
やっと来た！
でも…なんか怒ってる？
｢カカシさん…？｣
カカシ｢桃華…お前、今起こっているあの事件に
ついて
ボルト達と調べているって…本当か？｣
あぁ…バレたんだ
だから…
｢うん…本当だよ｣
カカシ｢そうか…
お前が隠していた事って…
これだったのか｣
カカシは前の席に座った
｢ごめんなさい…
私…なんとかしたかったの
この里は、私の事を優しく迎えてくれた
だから…少しでも恩返しがしたくて！｣
カカシ｢だから…下水処理場に行ったのか？｣
｢…うん
助けたくて…つい｣
カカシ｢お前は…死んでいたかもしれないんだ
ぞ！
たまたま、運がよかっただけだ！｣
｢確かに…そうかもしれない
でも！この事件は、私とボルト達にしか
出来ない事があるの！
だから…お願い！｣
カカシ｢出来ない事があるか…
それは…ゴーストが見えるってことか？｣
｢なんで?!それを…｣
カカシ｢ナルトが言っていたんだ
ボルトが何か見えるようになったと…
もしかしたら…桃華にもって思ったんだ
その反応なら、見えるんだな？｣
｢うん…見える
何故なのかは分からないけど｣
カカシ｢そうか…｣
｢カカシさん…見える理由って
私が妲己の一族だからなの？｣
カカシ｢それは…分からない
妲己の一族は、幻の一族だからな
あんまり、詳しく分からないんだ｣
分からないのか…
自分の事が分からないって…
なんか嫌だな
カカシ｢桃華…｣
｢何？｣
カカシ｢俺は桃華のことが大事だ
誰よりも大事なんだ
だから…約束してくれ
絶対…絶対！
無理はしない事
危なくなったら、逃げる事
この2つを守れないなら…
事件を調べる事は認めない｣
カカシ…
てっきり…ダメかと思ったのに
ナルトがシノに言われた事を
言ったのかな？
カカシ｢分かったか？｣
｢うん！分かった！
約束する｣
カカシ｢なら…いい
それより…怪我大丈夫か？
痛くないか？｣
｢大丈夫だよ(ﾆｯｺﾘ
大したことないし！｣
カカシ｢よかった(ﾆｯｺﾘ
明日、職業体験休むか？｣
休む？
そんなのやだ！絶対！
｢ううん！行くよ｣
カカシ｢そっか…
でも…無理はダメだからな！
分かったな？｣
｢分かったって！｣
心配性だなぁｗ
まぁ…怪我はすぐ治るけどね！
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作者名：アスカ | 作成日時：2018年3月14日 20時
