二十九話 カカシside ページ31
シノ先生から電話がきた
シノ｢すみません！急に
桃華さんが、刺されました！
今、木の葉病院にいます！｣
桃華が…刺された？
桃華！
俺は、猛スピードで病院に向かった
桃華…何があったんだ？
ひょっとして、いじめられていたのか？
とにかく、急がなくちゃ！
…着いた！
｢あの…妲己月桃華の部屋はどこですか？｣
受付｢あっ！特別病室の805号室です｣
｢ありがとうございます！｣
はやく、はやくはやく！
805！
バーン！
｢桃華！桃華！｣
足に包帯がグルグルに巻いてある桃華がいた
俺は…俺は…何をしていたんだ！
俺の心は、後悔でいっぱいになった
無意識に質問攻めにしてしまった…
ボルトが止めてくれなかったら
ヤバかったかも…
桃華の顔を見ると、いじめたやつがゆるせない
悲しくなってきた…
顔を下に向けると
優しく、俺の頭に手をのせた
桃華｢大丈夫だよ…
カカシさんのせいじゃないよ！
私が…傷つけちゃったんだよ
だから…彼女らは…私を｣
あぁ…お前は…なんて優しいんだ
桃華…お前は刺されたんだぞ
それなのに…なぜ？
ボルト｢桃華…俺らが話そうか？｣
ボルト…
桃華｢…うん｣
｢じゃあ…部屋を出ようか｣
俺たちはロビーに座った
｢話してくれる？｣
シカダイ｢じゃあ…俺が話しますね
実は今日、木の葉丸先生の授業が
あったんです
その時男子と女子で喧嘩になったん
です
原因は…桃華に対するあまりにも酷い
悪口です
それから…放課後の決闘
その時…俺たちが目を離した瞬間
女子4人に連れ去られていました！
それで…桃華は…｣
震えている…
｢もういいよ…大丈夫だから｣
6人とも、顔を下に向け、震えている…
責任を感じているのか…
ボルト｢俺たちが！ちゃんと…一緒に入れば！｣
ﾎﾟﾛﾎﾟﾛと涙を流している…
イノジン｢ごめんなさい…｣
皆…
桃華の事が好きなんだね…
彼らがいて良かった
だから…
｢泣かないで？
君たちは悪くない…
桃華は幸せ者だね
自分の事をこんなに思ってくれる人達がいて
これからも、桃華と仲良くしてね(^-^)｣
ボ・デ・メ・イ・シ・イ｢はい！｣
君たちは笑顔が一番いいよ
桃華も同じ事を言うだろうね…
俺も…もう泣かないから
だから…桃華
はやく元気になってね(ﾆｯｺﾘ
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作者名：アスカ | 作成日時：2018年3月9日 22時
