嘘つきお姫様 (ページ18)

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十六話サラダside ページ18

今日、転校生がきた

その子は…絶世の美少女だった

可愛いって言葉が、彼女のためにあるものだと

思った

男子は皆彼女を見ていた

でも…なんだろう？

胸がザワザワする

あの子が、見る目

私ら女子を見る目は、まるで獲物を見る目

男子を見る目は、ふわふわした感じ

なんか…違う

嫌な予感がする…

席替えの席も変だ

普段の先生なら、そんな事しない

必ず、バラバラにするはずなのに

おかしい

まるで…別人みたい

彼女の席は男に囲まれた席だ

男子達にとっては、サイコーの席だろう

案の定、彼女と喋ろうと必死だ…

ホント…馬鹿みたい

ハァー

ため息してると

ちょうちょ｢ねぇ、ねぇ
サラダ
少し変じゃない？これ｣

｢やっぱり…変だと思う？｣

ちょうちょ｢変じゃん！あきらかにさぁ
それに、転校生も少し…ねぇ｣

ちょうちょは、転校生をじっと見ている

わさび｢ねぇ…ちょうちょ達もそう思うの？｣

なみだ｢なんか…変だよね
転校生｣

皆もそう思ってるんだ

やっぱり…

ちょうちょ｢あの転校生…
裏がありそうね！
あたいの感がピンっときてるわ！｣

わさび｢なんか…私らと男子を見る目
違うもんな！｣

なみだ｢うんうん！
私もそう思う｣

ちょうちょ｢これは探る価値ありね！
ね！サラダ？｣

確かに…

少し探ってみますか

｢そうだね！ちょうちょ｣