宇髄天元.納涼大作戦 ページ2
※現代軸
『あっづ…』
暑い暑い
なんなんだろうこの暑さ。
まだ7月上旬なのに…
「あ〜っづ…」
隣で服をパタパタしている男は宇髄天元といって
彼氏?んなわけないでしょやめてよ。
体はでかいし無駄に派手だし一緒にいると体感温度が2℃ほど高くなる。
でも昔なじみのよしみで一緒にいる。
腐れ縁ってやつ。
『暑いよ〜もう帰ろうよ…』
「待てよ、外出たばっかだろ…
涼みたいならいいとこ知ってるぜ」
『ほんと?』
炎天下を歩くこと数十分。
『…ここ?』
「おう」
着いたのは…お化け屋敷。
『あのさぁ、こんなんで涼取れるわけないでしょ?納涼なんて、ありえない』
「そんなことねぇよ、中涼しいらしいしな」
今流行りのお化け屋敷とやらだから、普通に来たかっただけに違いない、こいつ。
『はぁ…あんたがこんなに趣味悪いなんて知らなかった。帰ろ』
「なんだよここまで来て地味にノリ悪ィじゃねぇか。
…まさかお前、怖いのか?」
『は?』
怖いわけないじゃん。
だってあんなの偽物だよ?
『あんな子供騙しつまんないだけだよ』
「嘘ついてんだろ、派手に図星なのバレバレだぜ」
『違うし!ちょっと、笑うな!』
ニヤニヤしているこの顔は完全に人を馬鹿にしている。
「じゃあ一緒に行こうぜ、な。
違ったら謝ってやるよ。なんか奢ってやる」
『…』
なんかうまいこと言いくるめられた気がする。
はぁ…
いや、別に怖いとかじゃないし?
ただ、暗いし、びっくりするから…
『ひっ…』
「これこんにゃくだな」
『分かってたし!』
「ハイハイ…てか、近くね?」
気づけば天元にべったりくっついていた。
『えっあ、暗くて距離感掴めないから…』
心臓がバクバクいいっぱなし。
なんでこんなに驚かせてくるんだろう、別に怖くないけど。
「…怖いならくっついてろよ」
『怖くないって言ってるじゃん!』
ボトッ
『あれ…今なんか落ち…ひぇ、』
生首だ。
その生首が…動い……
『いやあぁぁぁあああ!?』
「A!?」
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いのり(プロフ) - みなさんお久しぶりです作者のいのりです!最近更新頻度かなり落ちてて申し訳ないです。今は長編メインで書いているのでこっちの短編は息抜き程度で書くことになると思います。リクエストは受け付けていますのでぜひお願いします!!いつもありがとうございます (2021年8月12日 23時) (レス) id: a2d88c155e (このIDを非表示/違反報告)
シルビア☆姉貴 - いのりさん» 善逸をもう少し増やして欲しいです!!!!!!伊黒さんで過保護。お願いします。 (2021年6月17日 23時) (レス) id: 769a4deb70 (このIDを非表示/違反報告)
シルビア☆姉貴 - いのりさん» 伊之助…………、可愛い…………。(///ω///)リクいいですか!?(?_?)獪岳(人間時)でツンデレ。かまぼこ隊のヤンデレ。お願いします。 (2021年6月17日 23時) (レス) id: 769a4deb70 (このIDを非表示/違反報告)
澪凪(プロフ) - 伊之助ので、夢主が看病してもらう話いいですか? (2021年6月12日 21時) (レス) id: 279a2ef6a9 (このIDを非表示/違反報告)
吹雪 - 千寿郎君で、花火大会。お館様の妹で過保護お願いできますか (2021年5月31日 21時) (レス) id: 1d6f0bde69 (このIDを非表示/違反報告)
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