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必要最低限の荷物をまとめ
今は新幹線の中
持てる分だけとりあえず持ち
運べない分は宅急便で郵送した
『で、なんであんたが隣なんですか』
五条「え〜なんでって話がしたいから♡」
28歳のいい大人が♡なんて使わないでしょ普通…
『私はしたくありません、普通は悠仁の隣でしょ私』
五条「まあまあそう言わずにさ悠仁だって寝ちゃってるしいいじゃない
怒りすぎると頭バカになっちゃうよ
これ、食べる?喜久福のずんだ生クリーム味」
特別だよ〜なんて目の前でチラつかせられて
ムカついたけど貰った
『…誰のせいですか、全く』
五条「まあさ、君が拒んでた理由もなくなったわけだし
クソだけど
楽しい地獄を味わおうよ」
クソだけど楽しい地獄ってなに
なんて、心の中で悪態付きながら
貰った喜久福を食べた
五条「ねえ」
さっきまでのおちゃらけた雰囲気とは反して
急に真面目な声で呼びかけられて目線だけ彼にむける
五条「もし彼の中の宿儺が暴走した時
___君は
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作者名:ちゆ | 作成日時:2021年3月28日 1時