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『ぐぁっ』






呪霊と交戦するも





3級である私では力が足りず壁に打ち付けられる





゛ひヒヒッ しごトォッ!! ゛





『グッ、術式 ・炎霊呪法 猛火!!!!猛火(みょうか)





気持ち悪い声を上げながらこちらに向かって走ってくる呪霊に向き直り体制を整える





『フッッ!!!』




体にひねりを聞かせてその反動を明かし横一直線に切りつける



゛ぐぁアァアッ!!゛




炎を上げながら呪霊の左腕らしきものが燃えながら
宙に消えていった




『よしっ、』




後、少し、これで四肢を切っていけば…









七海「A!!!!!」





『な、なみ!!!』





七海「ッ!!!!!」






その刹那






私を呼ぶ声の方を向けば七海がいて



七海の声に反応した呪霊が七海に向かって襲いかかろうとした






゛ギィアッアアァアッ!!!!!゛





七海「グハッ」




『七海!!!!』





急いで追いかけるも間に合わず七海は呪霊によって壁に打ち付けられていた




『七海大丈夫、?!』





七海「貴方こそ、大丈夫じゃないでしょ、ゲホ」






七海に近寄り支えるも壁に打ち付けられた衝動により頭から出血していた




受身が撮る事が出来なかったらしく打ちどころが悪かったのか七海の足つきはふらついていた





私も先程まで1人で2級相手に戦っていたので
呪力がそこまで残っていない



だからといって七海にも戦わせる訳にはいかない








『いちか、バチかだよね、』




七海「A、?」








『七海さがってて、』







七海「あなた、何を…っ、」







ななみを庇うように立ち呪霊に向き直る






゛キヒッキヒヒ゛




呼吸を整え目を閉じる









『フゥ、』









______『術式・炎霊呪法 火界呪火界呪( かかいじゅ)

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作者名:ちゆ | 作成日時:2021年3月6日 0時

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