先生実はね【JM】 (ページ1)

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私には、好きな先生がいる

先生の名前はパクジミン

教科は数学を担当している

背が高くて、実は筋肉すごいんじゃないかみたいな噂がある。けど、その割には顔が可愛い

あ、背が高いは微妙なとこかも

ほかの男子生徒に背を抜かされる度に落ち込んでる

でも、そんな姿も可愛い

男女問わず人気で、優しくて、みんなに分かりやすい授業を届けようと努力してくれてる

そんな先生のことが好き

もちろん、先生の事が好きなのは私だけじゃない

クラスの目立つような女の子達もジミン先生が授業する度にいつも先生に"先生のことが好きです！"

と、ワーキャーしながら言ってる

それが果たして、面白がってしてるのか、本気なのかは知らない

だけど、私は先生が好き

一時的な気持ちの変化とかそういうのじゃなくて、私が高校１年生の頃からずっとずっと好きな人

好きな人だけど、その気持ちを友達にも教えず、心の中で閉じ込めてる

好きな人止まり。そこからは進展しない。させない

密かに、恋してる

私は、クラスでは目立つようなタイプではない。

普通のタイプ

容姿が特別良い訳でもない

運動が特別できる訳でもない

勉強が特別できる訳でもない

そう、何か群を抜いて出来ることがない

出来れば、自分で自分を卑下する事なんてしたくないけど

私がジミン先生の事を好きだと言ってしまえば

きっと、きっと、バカにされるに違いない

だから、この気持ちは誰にも言わない。閉じ込めておきたい

私が卒業するまで、見守ってるだけでいい

私は何も無く先生を好きだって言ってるんじゃ無い

きっかけがあった。今思えば先生は何も気にしないでしたことかもしれないけど

恋愛に経験がない私からすれば

恋に落ちて当然のきっかけ