ママ【七海建人】 (ページ7)

今日:3 hit、昨日:2 hit、合計:1,211 hit

2 ページ7

夜。

『ぅ…、はぁ、っ…』

『(そのこは、ミナトって、いうの、っ…

もう、いいでしょ、っ？)』

「(んー、もうちょっとお話させてよ～

人間の子供なんてはじめてみるから、さ)」

『(っ！？、、)』

やめて

『(ミナト！？、みなと、っ…みなと、！！！！)』

やめて

昨日初めて話したの。

ママ、って。

なのに、

「(ま…)」

「(あー、ごめん、まだ力の制御が出来てなくてさぁ)」

『(っ、下がって、みんな)』

「(えっ、？)」

「(何すんのぉ？あ、なんか面白いことしてくれんの！？)」

『(面白い、ね。

お前を祓ってやるんだよ！！！！！)』

苦しい

やだ

ミナト

ミナト、ミナト、！

七「A！！！、A！起きてください！」

『っ、！…、、、』

七「…やっと、起きましたか、。」

『っ、ねれる、わけ、ないじゃない…っ、。

ミナトがいなくなってから、夢はずっとミナトのことばかり、っ…。ずっと、あの日のこと、あの時間、全て思い出すの…っ、。』

七「ごめんなさい。…まだ、睡眠薬飲んでないんですか？」

『、ん。』

七「おいで、A」

そっと抱き寄せられ彼の無泣いたに顔を埋めるとドクンドクンと嫌な音立てた心臓は収まり彼に渡された薬と水を飲めば姫抱きされベッドへと向かう。

七「僕がそばにいますから。」

『んっ、…おやすみ、建人、』

リップ音たてキスをすれば彼の胸元に顔を埋め目を瞑る。

精神安定剤は建人しかいない。
建人といると不安なことは何も無い。
だから、はやく、

私は建人と一緒に、ミナトの所に行きたい。