1章 ページ1
私は 坂木 A
突然だが、悲惨な私の話を聞いて欲しい。
私はそれこそ非術師の家庭出身だが、家族全員は呪霊が見える体質だった。
だけど、呪術が使えない。だから、呪霊には関わらない。
そう御三家と、呪術界の上層部と約束したというのが先祖の代の人たち。
だけど、私が生まれた。
私は生まれながらに呪霊が見えた。
5歳には呪術が発覚した。
特に、呪術界が欲しくなるような術でもないけど胎としては役には立つだろうということで小さい頃から御三家のどちらかに呼ばれれば呪術を扱う修行へいく、もしくは花嫁修業、お見合いみたいな生活をしていた。
勿論高校も呪術高専にいくことも決まっている。
親達は反対していた。
でも権利というのも持ち合わせてない親たちは
黙って言うことを聞くことしかできず、
私は高専へと入学した。
高専は理不尽と面倒の塊だった
先輩には俺たち最強うぇーいって言ってる人達
同級生にはトイプーとシベリアトラ
ね？面倒でしょ？
実際先輩は特級だし、もう1人の人は呪術界でも
稀な呪術を持ってる人だったし。
同級生は知らないけど、まー。凄いんじゃん？
私なんかって僻んでた時が懐かしい。
私はよく先輩2人のストレス発送という道具につかわれてたし。
え？何って？？？
ぁー。うーん…、ま、嫌味言い放題よ。
あー、でも女の先輩はすこく良くしてくれたかも。
今思い出すと悩むけど当時は2人が凄かったから。
そんなこんなで、七海のこと好きになって、
卒業したら呪術界から離れますっていうから私もついて行くことになって。
それから、結婚して、妊娠して。
幸せだったんだよ
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作者名：志 | 作成日時：2021年4月5日 5時
