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銀時side



神楽「銀ちゃん!おなかすいたネ昨日はあんなに働かせたんだからごちそうぐらい出せよナ」


銀「だせるか!ご馳走だったら税金泥棒共にいえ!まだ金ももらってねぇってのに!」



ピンポーン


銀「また下のババァんとこか!神楽静かに音立てるなよ!」


神楽「ラジャ!(コソッ」

ピンポーンピンポーン


ったくうるせーなしつけーんだよあのクソババァ!


A「あと3秒以内に出てこないとケーキあげないよーいちー」


ケーキだとっ!!


ダダダダ!!!


A「にーA!ギユ-)っっわ!!ぎ、銀ちゃんグルジイ‥‥」


銀「おお、わりーわりーそれで!ケーキ!」


A「はいはい、中入ってからね」


銀「神楽!ケーキだぞ!」


神楽「ケーキ!?A大好きアルー!」


新八「すみませんAさんいつも」


『大丈夫、今日は用事があってきたから』

新八「用事?」

神楽「おい、新八何してるネ早く食べるヨ」


Aはなにか相談にのって欲しい時は大抵


甘いもんを買ってくる


まぁ今回は兄貴のことだろうよ


______

神楽「ふー美味しかったアルー」


新八「久しぶりに食べましたね」

銀「うしっ、新八、今日は神楽連れて帰れ」


新八「え、何かあるんですか?」

銀「あーいいのいいの、子供は関わっちゃダメなのー」


神楽「銀ちゃんA襲ったらただじゃおかないヨ」


銀「ダー!そーゆー事じゃねーよ!早く出てけほらほらー」

ったくそりゃこんな美人と2人きりだったら襲い


たくもなるけどさぁ!


今回はそーゆーわけじゃねーんだよ


新八「それじゃあまた明日!Aさんまた来てくださいね!」


神楽「バイバーい!」


『うん、ありがとう』


ピシャ


ドアが閉まると居間は俺とAの二人きりになった


『ごめんね、わざわざあの二人まで出てもらって』

銀「デー丈夫だ…」


しばらくその場は沈黙が流れた


すると淡々とAは話し始めた


『涙が、出てこないの』

いつもとは違う、誰にも見せない弱さ


あいつら(真選組)にも見せない弱さ


『私の唯一の心の支えであったのに、悲しいはずなのに、涙が出てこない、兄がしんだっていうのに、、サイテーだよね』


ソファで体操座りになって顔を下に向けるA

きっと今頃心はズタズタだろーな

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作者名:三日月 x他2人 | 作成日時:2018年9月28日 20時

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