８４話 ページ11
《Aside》
私が今居るのは、ホスト本丸こと、玲音さんの本丸。
その厨房に立ってばれんたいんちょこを作っている。
・・・はずなんだ。
A「圧し切るっ！！！」
燭「チョコレート刻む時に長谷部君っぽくなるのやめて！そして本体(打刀)でチョコレートを刻もうとしないで！！！」
A「何言ってるんですか、ここは戦場ですよ？早く敵を切り刻んで仕留めねば・・・」
燭「あぁぁぁあ！厨房は戦場じゃないしチョコレートは敵じゃないから！僕がチョコレート刻むから見てて！！！」
料理という無理ゲーに強制参加させられた私の機嫌は既に最悪。
加州さんは私を燭台切さんに預けて何処かへ消えた。
ホスト本丸でも燭台切光忠という刀はオカン属性で安心した。
燭台切さんが刻んだちょこをぼうるに入れ、お湯にかける。
燭「・・・ねぇ白露染ちゃん。」
A「な、なんでしょう。」
燭「なんでチョコレートが炭になってるのかな？」
A「それが分かったら私も苦労しねぇよぉぉぉぉお！！！」
ばれんたいんちょこを作るどころか、溶かそうとするだけで炭と化した。
どんだけ料理出来ないんだ私。
さっきからダークマターしか作れてないぞ私。
まさか、溶かして固めるだけの料理がこんなに難しいとはな。
燭「はぁ・・・不器用な女の子は可愛いけど、これはさすがにまずいね。何なら作れるのかな。」
サラッと恥ずかしい台詞を吐いている燭台切さん。
色気はカンスト済みですね。
燭「とりあえず、僕が作るの見てて。その後僕の真似をして作ってみようか。」
そう言って燭台切さんは腕まくりをし、調理を開始した。
それを私はひたすら観察した。
.
燭「さあ、やってみようか！」
A「了解です！」
燭台切さんが作ったちょこれーとはとても綺麗で美味しそうだった。
雅ってこういうことかな。
とりあえず燭台切さんの真似をする。
えっと、まずはちょこれーとを包丁で刻みながら・・・
A「料理中も格好よく決めたいよね！」
燭「僕の独り言は真似しなくていいから！」
A「えー・・・」
ちょこれーと作り、もといダークマター製造はまだまだ終わりそうにない。
(・・・ねぇ、このダークマター何？)
(ああ加州君、それは白露染ちゃんが作ったちょこれーとだよ。)
(え！？)
(料理スキルゼロですけど何か？)
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家が好き - イラスト超かわいいかったです♪これからも楽しみにしてます！ (2017年5月7日 8時) (
レス) id: c7e72736b7 (このIDを非表示/違反報告)
綺羅(プロフ) - 御晴さん» 続編薬研ルートのパスワードは、４月あたりの解除を予定しております。申し訳ありませんが、今解除しても話は１つもありません。 (2017年3月17日 16時) (レス) id: 0ca56b4642 (このIDを非表示/違反報告)
御晴(プロフ) - 初コメ失礼します。続編のパスワードを教えていただけないでしょうか？ (2017年3月17日 6時) (レス) id: f8b853b1bc (このIDを非表示/違反報告)
愛瑠@(´・ω・` ) - パスワード教えてください; (2016年12月23日 0時) (レス) id: d063df68c4 (このIDを非表示/違反報告)
桜木鈴音(プロフ) - パスワード教えてほしいです (2016年12月22日 20時) (レス) id: dfc8c84581 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：綺羅 | 作者ホームページ：
作成日時：2016年2月7日 17時
