４３話 ページ5
《Aside》
偶然にも、部隊から離れているときに遭遇してしまった検非違使。
斬っても斬っても、練度の低い私では埒があかない。
A「やあっ！！！」
ザシュッ
そこそこに手応えのある一撃。
それでも検非違使はピンピンしている。
対する私は、中傷一歩手前な上、髪を切り払われてしまった。
傷は左肩。貫通している。
槍、許すまじ。
そんな時、左右両方から風圧が。
A「・・・まじすか。」
太刀と大太刀の同時攻撃だった。
目の前にお花畑が広がって・・・。
ガキンッ
青「そこだね。」
今「そーれっ！」
広がりかけたお花畑は、目の前の刀によってかき消された。
A「にっかり青江、今剣君・・・。」
青「助けに来たけど、遅くなっちゃったかな。」
A「ほんとだよ・・・ありがと。」
そんな会話の間に、遅れてやってきた蜂須賀虎徹さん、三日月宗近様、石切丸様が敵を斬り伏せる。
遅れてやって来るとか、重役出勤ですかコノヤロー。
石「おやおや、随分とボロボロだね。」
A「だれかさん達の助けが遅いからですかね。」
三「はっはっは、じじいは耳が遠くてなあ。聞こえなんだ。」
憎まれ口を叩きながら、敵を切っていく。
その時、三日月様の後ろに迫る槍を見つけた。
＿＿＿＿まずい、三日月様の機動力では避けられない。
直感的に悟った私は、そこに割り込んだ。
A「実はね・・・打刀だけど、機動力あるんだ、私。」
ごぽっ
口から吐き出しそうになった血を押し戻す。
脇腹にぶっすり刺さった槍を素手で掴み、敵の動きを封じる。
血は、戦闘服の帯のようなところに染み込み、うまい具合に分からない。
さて、と・・・。
A「赤く、紅く、染めて差し上げますっ！！！」
私の真剣必殺の威力、身をもって知りな。
その後、私は重傷に。
今剣君とにっかり青江が中傷、蜂須賀虎徹さんと石切丸様が軽傷を負ってしまったものの、検非違使には無事勝利。
そのまま本丸へ。
門では主や他の刀剣男士達が出迎えてくれた。
その時、主の呟いた一言。
審「まずいな・・・手入れ部屋、４つしかないのに。」
私は察した。
誰かひとりが待たなければいけない事を。
A「主、私は軽傷だから後でいいよ！」
捨て台詞のように言って逃げた。
だって、迷惑かけたくない。
嫌われたくないから。
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夜深 - 平常な清光も良いけど...ホストの方も可愛い！←(^言^)この後夜深を、見たのは居なかった... (2017年7月8日 17時) (
レス) id: 965a88aa9c (このIDを非表示/違反報告)
みはルンバ - すっ凄過ぎる… (2016年11月3日 13時) (レス) id: 9fb35459b6 (このIDを非表示/違反報告)
柚季(プロフ) - いえいえ、まだ見始めたばかりなので、説明を読んだりしてなくて…こちらこそすいませんでした！お教え下さり、ありがとうございます！応援してます！ (2016年10月6日 11時) (レス) id: 15f1615177 (このIDを非表示/違反報告)
綺羅(プロフ) - 柚季さん» いえ、お話の修復作業が終わってないので、本当に繋がってないです。詳しい経緯は続編のお知らせに書いてありますので、見ていただけると幸いです。ご迷惑をお掛けして大変申し訳御座いませんでした。 (2016年10月5日 15時) (レス) id: 0ca56b4642 (このIDを非表示/違反報告)
柚季(プロフ) - すいません！！11話から40話に一気に飛んで、その間のお話が見れないんですけど…。作者さんのページに行っても無いんですよね…。私のやつが可笑しいのでしょうか！？ (2016年10月5日 14時) (レス) id: 15f1615177 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：綺羅 | 作者ホームページ：
作成日時：2015年12月19日 0時
