４２話 ページ4
《Aside》
本能寺に出陣した私達第一部隊は、着々と勝利を重ねていった。
今は小休止だ。
私は部隊から少し離れたところで本体にこびりついた敵の血を洗い落としていた。
A「これでよし・・・っと。」
赤黒かった本体は白銀の輝きを取り戻し、陽の光を反射している。
そんな本体を眺めていた時だった。
A「なっ・・・！？」
背後からすごい速さで攻撃された。
身をよじって急所を外す。
次の瞬間、私の長い黒髪はバッサリと切られ、左肩を何かが貫いた。
見ると、それは槍。
敵の強さは・・・
A「放免・・・ねぇ。」
この戦場で戦ったどの敵よりも強い、放免。
そしてそんな奴らが集まっている部隊といえば。
A「こんにちは、検非違使さん？お初にお目にかかります、刀剣女士 白露染Aと申します。」
＿＿＿＿検非違使しかいない。
・
・・・遠く、本能寺が、燃えている。物悲しさをどこか覚えるその光景。
だが物思いに足を止めている暇はない。長くこの場に留まれば、刀剣男士の存在が歴史を歪ませてしまう。
それを証明するかのように、眼前の空間が歪み──『彼ら』は現れた。
・
私は今回が初陣。
練度は４。
しかし、部隊の平均的な練度は３８。
なぜなら、私以外の刀剣男士の練度が高いから。
主はきちんと練度上げを行っていたから、全体的にうちの本丸の男士は練度が高い。
かんすと済みの男士も結構いる。
これでも、練度が低めの男士を選んだのだと主は言っていた。
要するに・・・
A「検非違使さんは、練度４０前後ってとこかなー？」
痛む肩を押さえ、敵に剣先を向ける。
派手に暴れれば他の隊員も異変に気付くだろう。
・・・いや、見捨てられるかもしれない。
私は��役立たず��だから。
なら、少しでも敵を切って役に立つしかない。
自分の実力を証明出来る方法は、それくらいしか思い浮かばないから。
中傷一歩手前の身体を引きずり、私は敵へと一歩踏み出した。
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夜深 - 平常な清光も良いけど...ホストの方も可愛い！←(^言^)この後夜深を、見たのは居なかった... (2017年7月8日 17時) (
レス) id: 965a88aa9c (このIDを非表示/違反報告)
みはルンバ - すっ凄過ぎる… (2016年11月3日 13時) (レス) id: 9fb35459b6 (このIDを非表示/違反報告)
柚季(プロフ) - いえいえ、まだ見始めたばかりなので、説明を読んだりしてなくて…こちらこそすいませんでした！お教え下さり、ありがとうございます！応援してます！ (2016年10月6日 11時) (レス) id: 15f1615177 (このIDを非表示/違反報告)
綺羅(プロフ) - 柚季さん» いえ、お話の修復作業が終わってないので、本当に繋がってないです。詳しい経緯は続編のお知らせに書いてありますので、見ていただけると幸いです。ご迷惑をお掛けして大変申し訳御座いませんでした。 (2016年10月5日 15時) (レス) id: 0ca56b4642 (このIDを非表示/違反報告)
柚季(プロフ) - すいません！！11話から40話に一気に飛んで、その間のお話が見れないんですけど…。作者さんのページに行っても無いんですよね…。私のやつが可笑しいのでしょうか！？ (2016年10月5日 14時) (レス) id: 15f1615177 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：綺羅 | 作者ホームページ：
作成日時：2015年12月19日 0時
